【デザイン経営セミナー】写真のチカラ「語る写真」【うべスタートアップ】
経営戦略コンサルタントのちょーすです。
デザイン経営のセミナーがありましたので、参加して来ました。
写真のチカラ「語る写真」
うべスタートアップで開催されたデザイン経営セミナー写真のチカラ「語る写真」に参加しました。
zoomでの配信もされており、機材がありました。
初めてオンラインセミナーのちゃんとした機材を見ましたが、ちゃんとスイッチャーもありました。
会場では10名くらいの方が参加されていました。
セミナーの内容を走り書きレベルでまとめましたので、参考になればどうぞ。
フォトグラファーの種類
写真のジャンルは「広告写真(パンフレット)」「営業写真(ウェディング)」「報道写真(新聞)」に分類され、それぞれ撮り方が全く違う。
プロとアマの差は、「偶然ではなく必然の写真を撮れないといけない」こと。
フォトグラファーはデザイナーと連携して作業で進めていく。
広告写真(上手な写真)の撮り方
窓の横等で半逆光を利用すると綺麗に撮れる。
シズル感を出すように工夫する。
商品等だけでなく、手を入れると写真に動きが出る。
インスタとウェブサイト・FBでは見ている人(ターゲット)が違うため、ペルソナを考えて演出をする。
上の空間を空けて撮ると、後から文字を入れられる。
ズームを使うと背景がボケやすいため、撮りたいものを際立たせるために近くであっても距離を取ってズームを使う。
ズームや望遠レンズを使うと、遠くのものが近くに迫って来るように写り、肉眼以上の迫力が出る。
スマートフォンでも出来る上手な写真の撮り方の5つのポイント
グリッド線を意識して構図を作る。
グリッド線が交わる位置かあるいはグリッド線に沿った位置に被写体を持ってくる。(3分割法)
真上からのアングルを活用する。
真上からなら、平面のバランスを見て撮影。料理だけでなく、お皿も写す。
余白を意識して撮影する。
余白を大切にする、被写体の周囲にある空間を活かして撮影。
小物をうまく活用する。
物足りないときに小物を使う。被写体のイメージや利用シーンを想像出来るように小物を置いていく。
カメラの露出補正機能を使用する。
画面が明るい、暗い場合には露出補正機能を使用する。
フォトグラファーの選び方
テイスト・相性・実績等が主な選び方となる。
広告等を依頼する場合は、直接フォトグラファーを選ぶのではなく、デザイナーを選び、そのデザイナーが仕事をしやすいフォトグラファーを調整してもらう方が良い。
山口県クリエーターズ会議
今回のイベントの講師は山口県クリエーターズ会議(Yamaguchi Creators Conference)の方が務められていました。
2020年7月に設立されたようで、設立趣意書には「クリエイターの力を結集し、地域力向上を目指します。」とあります。
地域デザインについて、今後連携していこうと思います。
デザイン経営
今回のセミナーの大テーマでもある、デザイン経営は今個人的にも注目しているキーワードです。
経済産業省や特許庁が2018年に「デザイン経営」宣⾔を出して以来、注目してセミナーやイベントに足を運ぶようにしてきました。
個人的には以前参加したセミナーで、とある方から聞いた言葉で「アートは問う、デザインは解く」という解釈が個人的にもスッキリ落とし込めています。
とはいえ、まだまだ私自身もデザインを上手く活用出来ていないと感じているので、今後も意識的に情報収集や実践をしていこうと思っています。
まとめ
個人的に気になっていたデザイン経営ですが、今回のイベントを通じて、近くに住むデザイナーの方と知り合うことが出来ました。
なかなかデザイナー等のクリエイティブ能力は専門外だと良し悪しの分別が感覚的になり、これまでは敬遠してきましたが、今回の出会いも折角の機会なので、一度、今進めているプロジェクトの相談をしてみて、私自身でデザイン経営をリアルで体感していこうと思います。