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【延岡市発祥】味のおぐら【チキン南蛮】
うまいもんハンターのちょーすです。
宮崎のご当地チェーンレストランを訪れました。
オススメ度:★★★★☆(宮崎の)
味のおぐら
宮崎県延岡市で展開するローカルレストランです。
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チキン南蛮の歴史を語るにはこの店と「直ちゃん」は欠かせません。
直ちゃんはタルタルソースがないチキン南蛮のお店です。
また、宮崎市内にも「味のおぐらチェーン」「おぐらきんなべ」がありますが、それぞれ別の会社のようです。
有限会社おぐら
おぐら本店
おぐら瀬頭店
株式会社おぐら
味のおぐら北出店
味のおぐら旭ヶ丘店
味のおぐら多々良店
株式会社おぐらきんなべ
おぐらきんなべ宮交シティ店
おぐらきんなべ住吉店
おぐら金なべCAFE
歴史的には有限会社おぐらが最も古く、次いで株式会社おぐら、株式会社おぐらきんなべとなります。
有限会社おぐらの創業者の甲斐義光氏が延岡市の洋食店「ロンドン」に修業に出て、そこでチキン南蛮の原型と出会い、兄の甲斐照幸氏と、味のおぐらチェーン(有限会社おぐら)を設立します。
この時、「直ちゃん」の創業者である後藤直氏も「ロンドン」で修行をされており、チキン南蛮の起源は「ロンドン」といつ洋食店であったことになります。
「チキン南蛮」という名前は直ちゃんの後藤氏と常連さんで決めたそうです。
その後、甲斐照幸氏がおぐら独自のタルタルソースを開発し、”タルタルソースのかかったチキン南蛮”が誕生しました。
その後、有限会社おぐらから1992年に株式会社おぐらが分社化し、チキン南蛮発祥の地である延岡市を中心に店舗を展開しています。
おぐらきんなべは繁華街ニシタチには、有限会社おぐらが運営する「おぐら金なべ」というお店がありました。
「おぐら金なべ」は時代の流れとともに閉店しましたが、長年総支配人・総料理長を務めた黒木氏がおぐらの創業者甲斐義光氏が生前言われていた「金なべを復活させたいな。」という言葉を思い出し、定年後69歳にして、当時の調味料・食材にこだわって作ったのが「株式会社おぐらきんなべ」です。
「おぐら」という名前を使うにあたり、商標権を持つ株式会社おぐらから使用許可を取ったようです。
チェーン店ではかなり珍しいオープンキッチンを採用されています。
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客席はボックス席だけでなく、テーブル席もあります。
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メニューは撮り忘れました。
Wチキン南蛮+ハンバーグ(200g)
ムネ肉とモモ肉のチキン南蛮とハンバーグが全部のっており、ボリューム満点です。
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ムネ肉とモモ肉の味の違いを愉しめます。
またハンバーグもしっかりと美味しく、ファミリーレストランとは思えないクオリティです。
まとめ
チキン南蛮のルーツをより深く学ぶことが出来ました。
同じ店で修行していたのは思い付きますが、まさかそこが洋食店だったとは、真実は小説より奇なりです。
また数ある「おぐら」のルーツは1人から始まったというのも、様々な想いが込められているのが知れて良かったです。