【狩猟免許】わな猟デビューへの道#1【狩猟免許試験】
休日ハンターのちょーすです。
既に銃猟免許は取得していますが、今回新たにわな猟免許を取得することにしました。
わな猟免許
わな猟免許は狩猟免許の一種で、法定猟具である「わな」を使用した狩猟をする際に必要となる資格です。
狩猟免許は都道府県知事が管轄する免許ですが、引越しで他の都道府県へ移動したとしても免許として認められます。
この「法定猟具」については、またの機会にまとめようと思っています。
申請
申請書は各都道府県のホームページにあります。
収入証紙が必要となるので、近くの市役所等を購入して、書類に貼付けて郵送して申請します。
申請書の他に医師の診断書の同封も必要ですが、既に銃砲所持許可証を持っている場合はその顔写真が貼られているページのコピーでも代用することが出来ます。
早めに申請をしても、受験票は試験の約1週間前に発送されるようです。
狩猟者講習会
試験日前日には同じ会場で都道府県猟友会が主催する狩猟者講習会があります。
私は銃猟の狩猟免許は取得していますが、罠は全くの素人で実技試験もあるので、講習会に参加することにしました。
地区猟友会に所属していなくても受講することが出来ます。
申込をするとこちらはすぐに狩猟読本が郵送されます。
当日会場に筆記用具と狩猟読本を持参し、受付で受講料を支払います。
一見、猟友会の会員がお得のように見えますが、毎年の年会費を踏まえて考えてみて頂けると、良いかと思います。
また講習会の受付番号と狩猟免許の受験番号が全く同じとなっていることにかなり違和感を感じました。
講習会では2時間ほどの座学と2時間ほどの実技があります。
試験に出そうな重要なポイントを教えてもらえます。
実技試験ではくくりわなの違法か適法かの識別試験の際に「ワイヤーの太さが4mm以上か」「よりもどし金具が有るか」「締め付け防止金具が有るか」を確認すれば問題無いかと思います。
またわなの架設も最終形態がちゃんと出来ていればいいそうなので、原理をしっかりと理解しておけば大丈夫です。
狩猟免許試験
既に別の狩猟免許を持っている場合、知識試験の法令に関する問題が免除され、猟具に関する問題のみで30分10問のみです。
難易度的には私は全て回答するのに5分で終わりました。
他の受験者は試験時間中なので、静かに退出します。
知識試験が早く終わっても、適正試験や実技試験があるので帰宅したらダメです。
適正試験は都道府県によっては狩猟免許を持っている人は免除されるケースもあるようですが、山口県では免除はありませんでした。
合格発表・狩猟免状交付
合格発表はおおよそ10日後の午前中にホームページで確認が出来、無事に合格していました。
後日、合格通知書が届き、指定された期間(合格発表の3日後から2週間)に所管する地区農林水産事務所へ狩猟免状を受け取りに行きます。相変わらず平日の日中しか空いていないので、受け取りに行く難易度が高いです。
これで晴れて法定猟具であるわな猟をすることが出来ます。
今回で必要な費用・書類
ここまでの手続で必要となった費用(書類取得費・切手等は除く):10,547円
まとめ
無事にわなの狩猟免許を取得することが出来ました。
これからわなを購入したり、自分で作成したりして、狩猟に邁進しようと思います。