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【狩猟免許】銃猟デビューへの道#13【有害鳥獣駆除隊参加の申立書】

ハンターを目指す経営戦略コンサルタントのちょーすです。

射撃教習を終えたタイミングで地区猟友会の会長へ連絡し、今後の相談をした際に、有害鳥獣駆除隊への申立書を記入して頂きました。

地区猟友会への加入

狩猟免許試験の合格発表時に地区猟友会の会長から電話があったこともあり、射撃教習を終えたタイミングでご挨拶に伺いました。

その際にはまだ所持許可が下りていなかったので、地区猟友会には加入しなかったのですが、資料などを頂きました。

地区猟友会に所属するメリット・デメリットを整理してみました。

【メリット】
先輩猟師から指導してもらえる。
共済保険に加入できる。(大日本猟友会費に含まれている。)
狩猟者登録を代行してもらえる。
猟銃用火薬類無許可譲受票が100円でもらえる。(通常は警察署で許可を受ける必要があり、手数料が2,400円かかる。)
有害鳥獣駆除隊に加入することが出来る。
【デメリット】
お金が掛かる。(「大日本猟友会費(第一種銃猟免許:4,800円)」「都道府県猟友会費(4,000円)」「地区猟友会費(地区猟友会による)」がそれぞれ必要で概ね10,000円~20,000円。)

「大日本猟友会費(4,800円)」「都道府県猟友会費(4,000円)」「地区猟友会費(地区猟友会による)」がそれぞれ必要で、私の場合、13,800円でした。なかなかの金額です。

初年度は新規第一種銃猟構成員支援事業があるため、3万円が支給されますが、2年目以降は満額が必要となります。

有害鳥獣駆除隊への加入

有害鳥獣駆除隊は地区猟友会の会長の推薦を受けて、市区町村の首長が任命します。そのため、地区猟友会の会長の推薦(申立書)が必要です。

有害鳥獣駆除隊への加入は地区猟友会によって狩猟免許を取得してからの年数(3年以上等)の要件が設定されている地区猟友会がありますが、私が所属する地区猟友会では初年度から加入することが出来ました。

有害鳥獣駆除隊に加入することで、狩猟期間以外でも狩猟をしても良くなるため、一般的な猟期より長くなります。

これだけでも加入するメリットがありますが、更に狩猟税が課税免除され、最高32,900円の狩猟税が免除されます。

更に有害鳥獣駆除をして、有害鳥獣駆除活動報告書を出すと、有害鳥獣捕獲報償金がもらえます。地域によっては、申請時に両耳、尻尾、捕獲写真、有害鳥獣駆除活動報告書を提出する必要があるところもあります。

地域差はありますが、シカ1頭で5,000〜3万6,000円ほどの報償金が国や地方自治体から出るようですが、この報償金は都道府県猟友会に支払われた後に自分の手元に来るようなので、最終的にいくら貰えるかは都道府県によって異なります。

先述の通り、初年度から加入しても良いとのことだったので、いつでも提出できるように、地区猟友会の会長に申立書を記入して頂きました。

また、合わせて市町村に提出する書類も記載して、こちらは地区猟友会の会長にお預けしました。

今回で必要となった費用・書類

特になし。

ここまでの手続きで必要となった費用(書類取得費・切手等は除く):97,300円

つづく(最後の関門「銃砲所持許可申請」へ)