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【宇部市】REY【SPAIN BAR STYLE】

うまいもんハンターのちょーすです。

宇部で美味しいスペイン料理のお店を見つけました。

オススメ度:★★★★☆(宇部新川周辺でこのクオリティのスペイン料理を味わえるのはここだけ!)

BAR RAY(バル・レイ)

BAR RAY(バル・レイ)は宇部市上町にあるスペイン料理レストランです。

宇部新川駅から徒歩5分の場所にありますが、飲食店街というよりは呑屋街といった感じのエリアで、ラウンジやスナックやパブが多いエリアです。

宇部新川駅周辺に飲みに来ることは多いですが、このエリアに飲食店があることを知りませんでした。

オーナーシェフの名越徹さんは、辻調理師専門学校卒業後、マドリードから大阪に進出したスペイン料理店「CABO MAYOR」等で修業され、山陽小野田市の「Sol Poniente」に引き抜かれ、2015年に縁の所縁もない宇部市にて独立された方です。

シニアソムリエのライセンスも持たれています。

ソムリエの資格は「JSAソムリエ(日本ソムリエ協会)」「ANSAソムリエ(全日本ソムリエ連盟)」の2種類がありますが、「シニアソムリエ」であれば、「JSAソムリエ」の資格になるようです。

日本ソムリエ協会は、ASI(国際ソムリエ協会)に加盟している団体であり、世界的に通用する「国際ソムリエ協会認定ソムリエ資格」認定試験の受験資格が得られるのも特徴のようです。

一般的に「ソムリエ」というと「JSAソムリエ」のことを指すようです。

宇部市内では珍しい本格的なスペイン料理が味わえるお店「スペインバル スタイル REY(レイ)」では、生米から炊き上げるパエリヤや、最高クラスの生ハム(イベリコ・ベジョータ)、たっぷりのオリーブオイルでつくる各種アヒージョなどの定番料理から、スペイン・バスク地方の郷土料理、煮込み料理など、心ゆくまでスペイン料理を堪能できます。 また、鶏レバーのパテ、自家製ピクルス、チーズの盛り合わせなど、ワインに合わせてちょっとつまみたいときのメニューも充実しています♪

山口県内だと、本格的なスペイン料理はかなり限られたお店でしか食べられないので、貴重なお店です。

席はカウンター席が6席と6人掛けのテーブル席が2つあります。

あまり広さはないお店ですが、落ち着いた雰囲気があります。

メニュー

看板メニューにおすすめメニューの記載があります。

本日のおすすめのメニューがあります。

本日のおすすめのメニューとは別にフードメニューがあります。

カジョスやカチョポというスペインの郷土料理等もあります。

生ハムやチョリソ、アヒージョ等のおつまみも充実しています。

パン・サラダ・パスタ等も数種類の提供があります。

ピッツァも3種類があります。

肉料理も3種類やパエリアも4種類があります。

デザートはアイス・シャーベットやケーキ、カタラーナがあります。

ドリンクメニューはシニアソムリエであるシェフが厳選したスペイン産のカヴァや赤ワイン・白ワインがあります。

ビールや焼酎・ウイスキーもありますが、やはりここはシェリーです。

シェリーは酒種ではなく、ワインのボルドーやブルゴーニュと同じ様な産地の1つだそうです。

カクテルも様々な種類があります。

ソフトドリンクでは、ジンジャーエールは甘口と辛口が選べます。

お通し

シェリーを頂きました。

お通しはオムレツでした。

別の日に来た時はカヴァを頂きました。

カヴァは上品な甘さが絶妙で最高でした。

お通しは玉葱とトマトのマリネでした。

トマトとモッツァレラチーズ(カプレーゼ)

カプレーゼも頂きました。

スペイン料理でもカプレーゼはあるのでしょうか。

チーズも美味しく、サッパリした味わいです。

チーズの盛り合わせ

3種類のチーズの盛り合わせを頂きます。

白黴のチーズと青黴のチーズと黒胡椒が入ったウォッシュのチーズでした。

鶏レバーのパテ

おすすめ料理のパテを頂きました。

鶏レバーのパテはレバーの香りがしますが、口当たりはかなり滑らかでレバーの臭みや苦みはほとんど感じず、お酒のアテとしてはこの上ないです。

ソーセージの盛り合わせ

ソーセージの盛り合わせは全て違うソーセージだそうです。

言われて食べたときはふんふんと言って分かったような記憶がありましたが、今振り返っていますが、どれが何のソーセージだったのか、全く思い出せませんでした。

エビのアヒージョ

エビのアヒージョはエビがプリプリで、尻尾まで食べられました。

オリーブオイルにエビの出汁が出ており、バケットにオイルを吸わせて食べるととても美味でした。

タコのパプリカ入りアヒージョ

タコのアヒージョはエビ以上にニンニクが効いており、とても美味しかったです。

写真で見ても、かなりニンニクチップがあるのが分かります。

牛のカツレツ(カチョポ)

カチョポはトマトソースで洋風に仕上げられています。

お肉もジューシーで柔らかく、美味しかったです。

国産黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み

ホホ肉の赤ワイン煮込みはゴロッと大きなサイズのホホ肉です。

大きなサイズですが、柔らかく煮込まれており、肉の旨味がソースにも出て、美味しいです。

お肉のパエリア

パエリアは数種類ありますが、シェフおすすめのお肉のパエリアを頂きました。

生米から炊き上げるため、注文してから30分程度の時間が掛かります。

お肉は「豚バラ肉」「仔羊」「鶏モモ肉」「生ハム」と4種類が使われており、お肉だけを使用したパエリアとなっています。

お米の芯にまでお肉の旨味が浸み込んでおり、また、お肉も種類が違う様々な味わいを愉しむことが出来て、お店を訪れて頂く価値がある逸品でした。

こちらが2人前ですが、お米の量もお肉の量もかなりボリューム感があり、大満足でした。

ミックスパエリア

ミックスパエリアはアサリ・エビ・ムール貝等の魚介類がふんだんに使われています。

こちらはお肉のパエリアと比べるとアッサリしていて、ペロリと食べられます。

地鶏ムネ肉の料理

本日のおすすめ料理の地鶏ムネ肉を頂きました。

表面はかなり炙られていますが、身はふっくらジューシーです。

地鶏モモ肉の料理

本日のオススメ料理の地鶏モモ肉も頂きました。

ムネ肉もさることながら、モモ肉もふっくらジューシーにローストしてあります。

自家製の柚子胡椒を付けて食べても美味しいです。

カラスミのペペロンチーノ

おつまみメニューに載っていたカラスミのペペロンチーノを頂きました。

カラスミがふんだんに使用されており、どこを食べてもカラスミを味わえる量が削りかけられています。

明太子のクリームパスタ

明太子のクリームパスタを頂きました。

明太子の粒々の量が非常に多く、濃厚な味を感じます。

パスタの茹で加減も絶妙で、これだけでも食べに来たいと感じる料理でした。

クレマカタラーナ

デザートにクレマカタラーナを頂きました。

クリームブリュレの上にアイスが載っており、温かい温度と冷たい温度が混ざり合って、フワフワとした食感が楽しいです。

シャーベット

季節の果物が使われており、この時はクランベリーでした。

甘酸っぱいクランベリーの風味が活かされており、食後のデザートにピッタリでした。

エルミタ・デ・サンロレンツォ

食事に合わせてシェフにオススメをお願いしていたら、全て赤ワインでした。

最初に頂いたのがこちらのワインです。

軽い熟成感があり、口に含むと渋みも若干ありましたが、爽やかな香りが余韻を残します。

ティエナ・セレナ・リセルヴァ

2本目で頂いたのがこちらのワインです。

甘い香りの中に熟成感もありますが、フレッシュ感もあります。

飲み口は爽やかで、あまり余韻が残らないさっぱりした味わいです。

ガバルタ・ウノ

3本目に頂いたのが、こちらのワインです。

香りは少し酸味を感じますが、味は濃い果実味を感じ、非常にバランスの良いワインで、この日飲んだワインの中では一番好みで美味しかったです。

スペイン語で「1」が「uno」だそうです。

ウベノスもスペイン語から引用している名称なので、数字を簡単に整理しました。

0:cero(セロ)
1:uno(ウノ)・un(ウン)・una(ウナ)
2:dos(ドス)
3:tres(トレス)
4:cuatro(クアトロ)
5:cinco(シンコ)
6:seis(セイス)
7:siete(シエテ)
8:ocho(オチョ)
9:nueve(ヌエベ)
10:diez(ディエス)

ジンジャーエール(辛口)

ジンジャーエールは甘口と辛口とありますが、辛口を頂きました。

飲み口は最初は甘い香りが通り抜けるのですが、後味はかなり辛く、ヒリヒリとした感覚が残ります。

色もそうですが、かなり味が濃く、生姜を絞ってそのまま飲んでいるような感覚になります。

まとめ

宇部市内には海鮮を扱う飲食屋や焼鳥店、小料理屋は数多くありますが、スペイン料理をメインで扱うお店は殆どなく、数少ないスペイン料理店ですが、その数少ないお店でも最高な料理を提供していただけます。

勿論、現地でスペイン料理を頂くことが最高なのは間違いないですが、近所でこのクオリティの料理を頂けることも幸せに感じます。