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自分の顔に関する漠然とした不安


自分の顔は他人にどう見られてるのだろう。
あなたはそんな不安を抱いたことはありませんか?

私は毎日、ほぼ夫としか顔を合わせない日々を過ごしている。
鏡で自分の顔は見るのだけれども、鏡で見た自分の顔には無意識のうちに修正が入ってしまうらしい。
外出先などで、急に店先のガラスなどに映った顔が思っていたよりもブサイクだったりオバサンだったりしてギョッとすることがあったりする。

それでも家に帰って鏡を見るといつもどおりの自分の顔だ。
でも、「他人から見えている顔は違うのかもしれない」と思い始めると不安が止まらなくなったりする。

(普段からいろんな人と交流する機会がある人は、そういう感覚はあまりないのかもしれないとかも思ったりする)

だから、ときどきスマホのインカメで自分の顔を撮ってみたりする。しかし、それなりに見れる顔が撮れる。
ああ、私の顔はまだ大丈夫なのかもしれない、と思うのもつかの間。
洗面所の三面鏡の角度を調整して、鏡と目線が合わない角度の鏡像を見たりするとやっぱり愕然とする。


「…。
 …。
 …。」

やはり、直接対面する鏡とかスマホのインカメとかを見るときは、無意識に良く見える表情を作ってしまうみたいだ。
無防備にしている角度からみる自分の顔はびっくりするくらいアレである。(また私の顔が、正面からみるとマシなんだけど横から見るとちょっとアレだったりもするし)

もともと、私は若いころからあまり美醜について悩むことが無いほうだったのだ。もっと他のところに問題が多い人生だったので。
今、割と暇な日々を年単位で送っていると美醜くらいしか悩むことがないから余計に気になるのかもしれない。

暇なときにお化粧を頑張ってみて、家の中を自分がキレイに見える光源を探してうろつきまわり、角度と表情をキメて自撮りをしてみたりする。
それでもって「ホラ、加工無しでこんなに大丈夫!!」と自分で自分を慰めたりするがちょっと虚しかったりもする。
(でも世間に出回る大人女子の写真や動画ってぜったい照明の当て方とカメラワークにこだわりまくりだと思っている)

そんな暇があるならもっと美容を頑張ったほうがいいんじゃないのか、と頭では思うのだけど、継続的な努力はなかなか続かない自分を「まあ仕方ないじゃない」と甘やかしながら、また明日も外出先のお店の鏡に映る自分のアレさにギョッとする未来が見えたりする。嗚呼。




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