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【eBay】eBayセラーが消費税還付を受けるため具体的な方法(その1:会計ソフトの基本設定編)

こんにちは、いなほです(๑•᎑•๑)ノ

本日は、eBayセラーの基本にして利益を上げるための超必須事項。「消費税還付」を受けるための具体的な方法(その1:会計ソフトの基本設定編)について解説させて頂きます。

消費税還付を受けるには複数の作業ステップがあり、それらを全て1つのnoteでまとめると正直、あまりの情報量に理解・記憶が追いつかず頭がパンクしてしまうと思います

いま簿記を学んでいたり既に簿記資格を持っている人であれば一度に理解できるかもしれませんが、まだまだ簿記を勉強している人が圧倒的少数派である以上、少しづつ順番に情報量の少ないnoteをコツコツ読んで頂いた方が、理解をしやすいでしょう。

今後も「その2」、「その3」と消費税還付を受けるための具体的な方法をnoteで順番に解説していきますので、お付き合い頂ければ幸いですm(_ _)m

簿記の知識をある程度持っている人は、こちらの私のブログ記事「【2023年版】ebayセラーの青色確定申告(完全マニュアル)」に消費税還付税金控除MAXで受けるための具体的方法全て解説しているので、そちらをご覧ください。)

1. 使用する会計ソフト

使用する、というかおすすめする会計ソフトは"マネーフォワードクラウド確定申告"です。

eBayセラー効率的帳簿付け青色確定申告をできる機能を、月額980円で使うことができます。あくまで2023年6月16日時点での情報にはなりますが、これは数ある会計ソフトの中でも最安の価格です。

2.具体的に行う基本設定

具体的に行う基本設定は下記の3つです。

  • 消費税課税形式の設定:原則課税個別対応方式

  • 経理方式の設定:税抜(内税or別記、おすすめは「内税」)

  • 税区分の設定:消費税還付に必要な税区分を仕訳の際に選択できる状態にします

会計ソフト「マネーフォワードクラウド確定申告」の場合、まず「ホームページ>各種設定>事業者」をクリックします。

すると下記の様な、帳簿作成における「消費税」の設定画面がありますので、ここで「課税形式」と「経理方式」について設定します。

課税形式については「原則課税個別対応方式)」を選択します。

もう1つの「原則課税(一括比例分配方式)」でも消費税還付を受けられるのですが、こちらを選ぶと「免税売上高や課税売上高を正確に集計した資料」を別途作成する必要があり、作業コストが高くつきます

また、一括比例分配方式にしたからといって劇的に消費税還付金額が増える訳でもなく、場合によっては個別対応方式よりも還付金が少なくなるケースもあります。

そのため、当記事では会計ソフトの機能だけで必要な資料全て自動作成できる「原則課税(個別対応方式)」をおすすめします。

続けて税区分の設定についてです。「ホームページ>各種設定>税区分」をクリックします。

すると下記の様な画面が表示されますので、まずは左上の「課税形式」タブのリストから「原則課税個別対応方式)」を選択します。すると帳簿で仕訳をする際に選択可能な税区分が一覧で表示されるので、ebayの様な輸出事業でよく使う「輸出売上0%(輸売0%)」、「課税仕入10%(課仕10%)」、「共通課税仕入10%(共-課仕10%)」にチェックを入れます。(元々チェックが入っていればそのままでOKです)

チェックを入れると下の画像の様に、仕訳入力をする際に上記の税区分も選択できるようになります

以上で「会計ソフトの基本設定」は完了です。
お疲れ様でした(∗ˊᵕ`∗)

[2024年3月追記]
ebayセラーの帳簿づけ作業の中でも最も難しい「Payoneerから銀行口座への送金時のPayoneer手数料為替差損益等の計算方法や帳簿への仕訳入力を、実例で詳細に解説した記事(リンクはこちら)を作成しました(∗ˊᵕ`∗)
非常に好評を頂いている記事ですので、ぜひご覧ください♪

3.最後に

青色確定申告消費税還付の申告は一見複雑に思えるかもしれませんが現在は自動化が大きく進んだこともあり、一度やって一連の流れを理解すれば大した手間をかけずに完了することができます

当ブログでは簿記の知識が無い人でもこれらの税金還付を満額受けられる帳簿の付け方国への申告方法を、実際の会計ソフト税金申告ソフト(e-Tax)操作画面のスクショと一緒に具体的に解説しています。

ぜひ今後も私のnoteをご覧頂き、あなたのeBayビジネスやその他個人ビジネスの利益最大化して頂ければ幸いです(∗ˊᵕ`∗)

それではまた、次の記事をお会いしましょう(๑•᎑•๑)ノシ

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