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信じたものに 救われた


キリスト様を信じておりました。
幼稚園~大学までミッションスクール
日曜は兄弟で教会へ(真の目的は帰路の駄菓子屋)
中高の進路希望は修道院orマザーテレサの所(社会が怖くて)
大学の時に洗礼を受け、日米の日曜学校で子どもたちに教え
アメリカの‘聖地’に留学後、多角的に挫折して
無宗教&欝になったのが25才のころ。

世界を席巻したキリスト教に四半世紀どっぷり浸りながら
あれ、キリスト様の影響が、今の私に薄い。

さてここで、私を作った「宗教以上のもの」を挙げてみます。

その1:本。特にファンタジー。
メアリーポピンズシリーズを1冊買うごとに現実との境が薄れ
彼女に書いた手紙をたんすの引き出しに入れて返事を待ち
傘で飛ぼうとしたり呪文でりんごを出そうとしたり。
(それを母に見られて不自然にごまかしたり)
赤毛のアンには日記形式で毎日手紙を書き
アンと同時代しかも近所に住んでいるダイアナに嫉妬した。
友達の家に遊びに行っても本棚に直行するため
「本ばかり読んでてキライ」と言われる受難もありました。

現実が歩きづらかったので、本の世界に本気で逃げたようです。
現実と若干仲良くなってからも
図書館や書店でさまようと、手が「答え」な本を選んでくれて
鳥肌なできごとが何度も。
そのうち一つ。
北鎌倉時代、図書館で借りた本を由比ヶ浜で読んでいたら
アユトンというブラジル人が描いた絵が載っていた。
翌日、某TV局の偉い人の家族英語レッスンに行ったら
その絵が飾ってあった。友人のアユトンがくれたそうな。


キリスト教以上・その2:日本昔話。
土曜の夜にテレビで見る+本でも予習復習し
道徳観はそこで作られました。
動植物は話すし、正直じいばあは最後に報われるし
意地悪や欲張りじいばあは、いつかバチがあたるし。

自分の中の意地悪&欲張りばあさんとけんかしながら
かさ地蔵のじいさんばあさんへの強い憧れを抱いて40年
あれ?
私、典型的な「いいおじいさん」と暮らしてますよ。
毎日柴刈り↓して暖をとり、川ならぬ人様の家で洗濯し
https://hakutan.net/kannabe/2017/10/08/%E6%9C%A8%E7%86%8A-%E6%9F%B4%E5%88%88%E3%82%8A/

ガチ清貧。

ユダヤ人大富豪の教え、などをバイブルにしていたら
今頃おセレブしていたのでしょうか。
来世での実験に持ち越しです。


影の影響その3:「数字」。
年齢や年収などではもちろんありません。
語呂合わせ(4649ヨロシクなど)がメッセージに思えたり
好きな数字29を見るたび、プレゼントをもらった気になります。
29が付くナンバーの車と遭遇することが異常に多いことは
同乗するビフォアは疑っていた人々のアフターの顔からも確認済。

数字は「いいおじいさん」(オット)との仲人もしてくれました。
友人の乗るパジェロミニをいいなと思った3日後に
いつもの修理屋さんに行ったら、知り合いから預かったという
古いパジェロミニを、3万円で売ってもらえることに。
ナンバーの「22-54」語呂合わせはなんだろうと考えていたら
何かが心でモゾモゾし、もしやと思って
「おじいさん」の車のナンバーを見たら「45-22」でした。
まったくの鏡あわせ。その確率たるや。
この人でいいのかな?がふっ切れ、英断(ケッコン)に踏み切った次第です。


信じる者は救われる、と言われていますが
信じたものに救われるor囲まれる、というのが実感です。
算数と社会から遠いファンタジーな森で、本読み放題生活ナウです。


うちの犬がここ掘れワンワンをして庭に温泉が湧くことを
これからも信じ続けようと思います。




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