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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.150 音楽 Rina Sawayama 「Dynasty」 (Live on KEXP)

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は音楽 Rina Sawayamaの  「Dynasty」 (Live on KEXP)についてです。

日本生まれロンドン育ちの全世界で活躍するシングソングライター、リナ・サワヤマ。

日本生まれと言うだけで、バリバリのイギリスのミュージシャンだ。

ただアイデンティティとしての日本人、アジア人の誇りを持っていて

音楽性も、90年代00年代の宇多田ヒカルと椎名林檎、ビヨンセやブリトニー・スピアーズやレディガガと、日本と世界の両方の影響を受けているのも他の世界のアーティストにはない存在だ。

両親の離婚、アジア人への人種差別、クィア(性的指向が異性愛に限らない人たちによって使われる形容詞)など、様々な問題と向き合った彼女だからこそ、社会的な問題へと切り込む歌を作っている。

政治や心理学を学ぶために名門ケンブリッジ大学にも。
ここでもひどいいじめに遭ったそうです。

あらゆる酷い困難の数々を力強い歌に変えて昇華していく。

彼女から勇気をもらう弱い立場の人たちはいっぱいいると思います。

いつか差別のない世の中になるまで歌い続けるでしょう。



この曲「Dynasty」 (Live on KEXP)はライブバージョンなのでより彼女の歌声の力強さを感じる。

Dynasty=王朝。

なんだか壮大なロックオペラのようなサウンドに感じさせる。

歌詞の内容は、父と母から私は生を享けた、王家の血筋、血管を流れる苦しみは受け継がれゆく、私と一緒にこの鎖を断ち切らない?

幼い頃、両親の離婚があり、その苦しみやそこからの離脱を歌っているのでしょうか。

このパワー凄いですね。そう、そしてやはり誰かが作った当たり障りのない愛の歌じゃなくて、自分のことを歌うのが一番力強い。

「'm a, I'm a, a, I'm a, I'm a, a」(私は、私は、私は、私は、あぁ)

ここ、良い。

今日はここまで。



「We don’t need to be related to relate, we don’t need to share genes or a surname(共感のための共感はいらない 苗字や遺伝子を共有しなくたっていい)」
/「Chosen Family」リナ・サワヤマ

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