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ビジネス書の読み方。

小説やノンフィクションを読むのが好きなのですがビジネス書も読みます。そういうお年頃なので。ビジネス書の中には「こりゃあ話半分だな」とか「この章は手を抜いているな」とか色々ある。「内容的には半分で終われるのにベージ数を稼ぐために薄めて伸ばしたな」とか、「後半はダレて作者の手癖が出てるな」とか。それがダメだとは思いません。そういう本だってある。

大切なのは第三者的な視点だと思います。ぼくたち読者は第三者なんだから。「本に書いてあるから」とそのまま受け入れたり真面目に捉えるのはちょっと危うい。「この本の前半は役に立ったけれど、後半はハッタリと矛盾だらけだ。飲み屋で訳知り顔で喋っているオッサンと一緒だな」と思ってもいい訳です。別に。どう読むかは読者の自由なので。飲み屋で酔っ払ってるオッサンの戯言に「これは真実か否か」なんて頭を悩ませる必要もないし。「ふーん。ハイハイ」でやり過ごしていい本なんて幾らでもあります。

例えそういうビジネス書だったとしても、一箇所でも「なるほどな」と思えたら充分で。ここは勉強になったけれど、ここはそうでもない。と思っても全然よくて。本に書いてあるからそうなんだろうと最初から決めつけることなく、「へえー」と思いながら読み進めるくらいで丁度いいと思っています。読書は自由だし、自由だから気づきや発見もあるんですよね。書いてあることを全部受け入れなきゃいけなかったら、そんなにつまらないものはない。

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