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忘れがちなひきだし

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忘れがちなテキストをしまっておく場所です。
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2020年3月の記事一覧

コロナ禍と鴨長明『方丈記』

戦争を描いた作品に触れる度に「その時代に生まれたことの悲劇」をぼくはぼんやり考えていた。 その点では太平洋戦争も百姓一揆も鴨長明『方丈記』もあまり変わりはない。 ぼくのような多くの名も無き人々が有無を言わさずに巻き込まれる「時代」だったのだ。 そう考えていた。 そんなぼくが今、新型コロナウイルスを前に、初めて「こういうことだったのか」と実感している。 鴨長明『方丈記』といえば、無常の悟りを得たような出だしの文章があまりにも有名だけれども 行く川のながれは絶えずして

よかったらあなたの日常を支えるTwitterアカウントを教えてください。というブログ

コロナの影響で何となく萎縮しがちな雰囲気ですが、大切なのは「きちんと対応しつつ、日常の生活をおくる」ことだと東日本大震災で学びました *  *  *  *  * ■長野で暮らすぼくの日常性を支えてくれるTwitterアカウント 小林竜太郎さん(郷土史研究家) 1166バックパッカーズ(長野市善光寺門前のゲストハウス) ネオンホール(長野市の小劇場・ライブハウス) 長野相生座・ロキシー(長野市の映画館) *  *  *  *  * 郷土史研究家の小林竜太郎さんは