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Web制作/Web活用支援のこと

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Web/Web活用支援について考えたこと、学んだことをストックしていきます。
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2021年8月の記事一覧

「論破」は仕事で使わない。

あたかも「論破」に価値があるような意見をたまに見るけど、仕事でのMTGやマネジメントでは論破なんて絶対避けたい状況ですよね。 チームの質を確保しつつ潤滑に進めることがMTGやマネジメントの目的であって、論破は手段にもならない。「一体どこで役に立つスキルなんだろう?」と不思議に思います。 論破という「ゲーム」を互いに合意しているなら成立するけれど。愛好家同士なら楽しいかもしれない。 でも、仕事はゲームじゃないし、論破で人やチームが動くなんてとても思えないからぼくは使わない

「何かを決める」は「選ばない」を決めること。

HONE(ホーン)代表・桜井さんのツイートが興味深い内容でした。 保護者会の会長をやっていて思うことは、意思決定の難しさ。Aという判断をしたら「Bは考えたのか」「Cが大切だと思う」「そもそもDはどうなのか」など、横槍がたくさん飛んでくる。思考プロセスを言語化して納得してもらえるよう伝えることはもちろんのこと、心ない一言に耐えうるメンタルも必要だ…。 しかも、保護者は家庭環境も違うので価値観が違う。企業のように1つの目的・目標に向かって進んでいるわけでもない。そもそもそこまで

Webで引き合い獲得するまでの「見えないぐるぐる」と、信じるに値すること。

Webマーケ支援をしているサン工業様との定例MTGで大切なトピックをお聞きしたので記録しておきます。 Webでの引き合い経路1. Webから引き合いがあったA社様 2. ご担当様は必要なメッキについて調べていた 3. サン工業のサイトがよく出る 4. コンテンツをいくつか見る 5. サン工業の名前を覚える 6. 外部商社にメッキについて相談する 7. サン工業を紹介される 8. フォームから相談する 上記の流れをその後のお電話でお聞きしたそうです。 Webでの引き合いは

ふつうのツイートだけど、裏には試行錯誤があるんです。

Webマーケ支援をしている技術系BtoBのサン工業様からチャットでツイートについての相談が届きました。 サン工業様は最近Twitter運用を始め、担当者のTさんは試行錯誤はじめて3ヶ月目くらい。コツコツ続けていて立派です。そんなTさんから、時おりTwitterについて相談を頂きます。 サン工業様からのツイートの相談相談内容 ・技術提供している製品についてメーカー様から紹介OKを頂いた ・まずはTwitterで紹介しようと思う ・紹介の仕方ABどちらが良い? ・A)メーカー様

「勇気」について語っている本。『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』

『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太/星海社新書) コインランドリーで洗濯しながら読みました。 めちゃくちゃ面白くて、ぼくには珍しく付箋だらけになってしまった。「書けない」について、こんなに寄ってたかって白状している本は珍しい。 ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論版元の紹介文を引用します。 正にそんな内容の本でした。 地方の中小企業に務めつつ、「書かなきゃとは思ってるんだけど、書けない」と思い続けている全