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INAC横浜アカデミー・体験練習会を実施しました

2022年5月2日(月)

INAC横浜アカデミーの体験練習会を、かもめパーク(神奈川県サッカー協会フットボールセンター)にて実施しました。

毎週月曜日、このかもめパークが使用できることになっています。神奈川県における育成の聖地!

参加してくれたのは、小5〜中2の選手たち。それぞれ皆、様々な個性の持ち主ばかりでした。
トレーニングの時は緊張や初対面同士の照れなのか表情も固い子が多かったのに、ゲームになると突然、姿勢も凛として「しなやかに」動ける選手がとても多かったことが、とても興味深かったです。やはりゲームで見せてくれる姿が、フットボーラーとしての本当の姿なんですね。

ピッチをどう見るか、味方や相手をどう見るか。それにより自分のプレーをどう選び表現するか。
そんなところにフォーカスを当ててトレーニングをしたのですが、高い意識で参加してくれた子が多いので、それぞれ人見知りは発動しながらも、トレーニングの意図を汲み取り、それを自分なりに解釈して表現しようとする柔軟性が多く見られました。

そんな彼女たちの前向きなマインドと表現溢れるプレーに乗せられ、いっぱい写真撮ろう!と決めていたのにそれをすっかり忘れ、結局写真はほとんど撮れず⋯
それほど、彼女たちのプレーに魅せられ没頭させられた充実の90分だったということを、ご想像いただければ嬉しいです。

県内の様々な地域から集まってくれた選手たち

彼女たちにも話したのですが、当アカデミーの「趣旨」をまとめるとするならば、、「試合で出来ることを増やしてあげたい」ということです。

「うまい、うまくない」
「うまくなる」
「うまくなろう」
「そんなんじゃうまくなれないぞ」

僕ら指導者は、この「うまさ」という表現を安易に使ってしまいます。
では、サッカーにおける「うまさ」の定義って、いったい何でしょうか。
それは決してひとつではないし、おそらく千差万別ですよね。でも平気で「うまい」「うまくなろう」と言ってしまう。
これ、実はとても無責任のような気がします。

また、単純に「うまい」と聞くと「ボール」に関するうまさを思い浮かべませんか?
ボール扱いがうまいとか、足技がうまいとか、華麗に抜いていけるとか。。
もちろんそれらもうまさの一つですが、試合で必要なことは他にも数え切れないほどにたくさんあります。

「ボール扱いにはまだ自信がないけれど、私は試合でこれだけのことが出来る」

そんな自信と、その裏付けとなるたくさんの「試合で出来ること」を伝えてあげたい。
それがなぜ必要なのか、それを試合で出来るとどんなことが起こせるのか、などの理由もしっかりとセットで伝えながら、実際にそんなたくさんの「試合で出来ること」を増やす。

結局、試合で必要とされるのは「試合の場で《出来ること》が多い選手」ですしね。
そんな、それぞれにとってのスペシャルな「月曜日」にしてもらえれば、と思っています。

せっかく「INAC」の仲間入りをしてくれた選手にとって、少しでも手助けをしたい。我々は本気でそう思っています。

「将来はINAC神戸でプレーするのが夢」という選手が何人もいました。本当に嬉しいことです。是非、INACファミリーの仲間入りをして下さい。

参加してくれた選手の皆さん、ありがとうございました!

この「INAC横浜アカデミー」は、エリートクラスとスクールクラス、2つのカテゴリーで行います。
エリートクラスもスクールクラスも、セレクション等は行いません。
やる気さえあれば全て大歓迎、その後にレベルを上げていくのはわれわれ指導者の仕事ですので、何の心配もなく、参加していただけたらと思います。

5月16日(月)からの毎週月曜日 17:30 〜 19:00、かもめパークにて活動していきます。
エリートクラスもスクールクラスもいつでも体験可能ですので、体験をご希望の方は下記フォームからご連絡下さい。

INAC東京のホームページからも、お問い合わせ可能です。
https://sgrum.com/web/inactamagawa/sp/

夢を持った女子選手たちに、これからたくさん会えることを願っています。
INACファミリーの仲間入り、お待ちしてます!

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