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身体は大事

最近、ひとつ歳を重ねた。
たまたま誕生日近くに両親と会う機会があり、「お陰様で元気に過ごせています」とお礼を言っていた。
そう、なんとか元気に過ごせているのだが、少しばかり調子がよくないことがある。

帯状疱疹のような痛みが走っているのだ。
2年ほど前、ひどい会社のひどい仕事をやった際に発症して以来、少し体調が悪いと出るようになった。
去年もやはり同じ内容の仕事の後にやはり発症したので、馴染みの内科を訪れて、知古の先生に診てもらった。
いやいや、帯状疱疹なら皮膚科だろう?
本来ならそうかもしれないが、実は症状は極めて帯状疱疹チックなのだが、よく目を凝らさないと分からないほど水疱が小さくて、明らかに帯状疱疹です、とは言えないので、まずは内科の先生に相談してみたのだ。
すると先生は帯状疱疹の患者に処方する薬を、量を減らして処方してくれた。
本来なら2錠飲むところを1錠でという具合に。
するとそれを飲むと劇的に効いて、身体が楽になったことがあった。

なので今回も薬を処方してもらいたくて診てもらった。
右手の神経に沿って、また脇腹の背中側にピリピリとした痛みが走る。
カルテをめくりながら「前回と全く同じだね」と医者。

昼食後に1回目を飲むと瞬く間に身体が楽になった。
ピリピリした痛みは、身体がヤマアラシだったとしたら、針毛を逆立てているような感じ。それが薬を飲むと、スッと治るのだ。
ミルクキャラメルをじんわり口の中で溶かしていくような感覚がある。
明らかに薬の影響だ。

「あのね、身体にそうやって現れるのは、倒れる前の警告ですよ。中には何も症状を発しないまま倒れちゃう人もいるワケだから、大事にして」
と、先生。
そうですね、ありがとうございます。

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