ゴシップに踊るオタクの愚かさについて
ぼく「週刊誌の記者めっちゃ向いてるオタクが次から次へと湧いている」
おろかなるすべての人類へ(クソデカ主語)
伊藤です。
今回は徹頭徹尾スルーし続けたい話だったんですが……
あまりにも自分の楽しんでいるコンテンツに影響が出まくっておりまして…
当初マジで「何?」だったんですが、この辺から少し調べて、成海瑠奈さんの活動休止に至ったネットの祭り的なやつの概要をおおむね掴み、結果的に
「何?」
となった件になります。
ちなみに下記は火の手が上がっているであろう当日にボケーッとTwitterを見ていたボケ(ぼく)のつぶやきです。
結論から先に申し上げてしまうと
「外野が陽気に踊るな」
という感想です。
そもそも何の話?
各自ググってください。
(なんか出てくるので適宜摂取してください)
要するに女性声優の痴情のもつれなんですが。
女性声優同士の痴情ではありません。
アイドル的活動をしていたり、アイドルのキャラの声をやってたり(その役でライブもしたり)ということで、実際のところアイドルとして見られてた節はあると思います。
なので「実は彼氏がいた!」とか「不倫をしていた!」とか、そういったゴシップで踊るオタクは結構いる(実際いた)んですよね。
果たして悪いことだったのか?
問題提起したいのは「今回の問題(浮気)がそこまでゴシップとして威力を持つのか?」ということです。
「配偶者も恋人もいない(いたこともない)(これからも予定がない)人間に何がわかるんじゃ!!」みたいなパンチを頂戴しそうではありますが。
おれに恋人おらんのはほっといてくれ。
そもそもこれ当人間で解決する(べき)話であって、情報がどっかから出てきたところで一介のオタクがTwitterにお気持ち表明を連打するようなものではないと思うんですよ。ていうか散々テレビの不倫報道に文句つけてる連中が同じ舌で似たような話題についてああだこうだ言ってるのは滑稽にすぎる。
(そこで踊ってしまうからゴシップとして威力を持ってしまうわけですが)
仮にその過程でヤバい犯罪をしてました!(たとえば浮気でキメセクしてました等)とかであれば、然るべき措置は必要だし、インターネット的炎上による社会的制裁もやむなし……かもしれませんが、そうは言っても今のSNSインフェルノは殺傷能力が付いてきてしまったので用法用量を守ってほしい。
更に言ってしまうとインターネットで己の感情を威勢よく燃やす人間は見境がなく現実の人間と二次元のキャラクターの区別が出来なくなるので、出演作に関してあることないこと言ったりとかそういう火の粉が飛んでくるわけですね。
アイマスのアイコンでアイマス声優のゴシップ拾って燃え上がって悪口雑言を撒き散らしてるのは傍から見て大分キツい。
少なくとも今回の件に関してはマジでアイマス関係ないじゃん?という感じなので、ゴシップに踊るオタクはまず深呼吸する癖をつけましょう。
自分のスタンスとしては「中の人の痴情は本気でどうでもいいので諸々が解決して落ち着いたらちゃんと復帰してほしい」って感じです。声好きだし。
直近のイベントで見れないのは……仕方ねえかな~とは。
あと、現時点で明確な犯罪行為(人殺したとか酒飲んで車運転したとか)があるわけじゃない以上、実際に犯罪やっちゃった元アイドル等と同列に語るのはマジでやめようね。
SNSの火は殺傷能力がある
というわけで誰もが普段から発信する立場になって久しい現代社会ですが、SNSでチクチクと棘の生えた言葉を投げたりする人々にはもう少しその言葉に生えた棘の尖りを顧みていただきたいところであります。
コンテンツや推しの現場から他界するのは個々人の好きにすりゃいいと思うんですが、後ろ足で砂をかけまくって結果的に推しが本当に他界しました~は洒落にならなくなるし、少なくとも二次元のオタクの世界はそうなって欲しくないんですよね。
(別に他の界隈の誹謗中傷問題を看過してるわけではないです。あれはどの世界であってもやってはいけない)
月並みですが、自分たちの打っている言葉がどれだけの威力を持つか各々が今一度考える時だと思いました。
さいごにサンドリオンの話です
アルバム発売中止になっちゃったので大変かなしいです。
(地方住みで現場行けないので曲だけ追ってるから特に……)
形式を変更して出すということらしいので、どんな形になっても見届けていこうと思います。
画材になったり機材になったりコーラになったりします