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cafe IGD's tokyo 出展の思い出

自己紹介とか?

Rabbit Soft Worker's という零細サークルで ゲームっぽい何か を作っているコウサギと申します。
お見知り置きにならならくても大丈夫です、十分後には忘れてます。忘れましょう。

去る 5/3 に note place で開催された cafe IGD's tokyo へ出展させて頂いた時のお話です。

因みに、現場で撮影とか一切しなかった(平常運転)ので、気になった方は当時の雰囲気を検索してみて下さい。色々と出て来る…ハズ。

いつもは催事の感想とか滅多に述べない(平常運転)のですが、まぁ、ちょっとだけ思う所もあったので書いてみます(今更)。


何をしに行ったの

冒頭で述べてるブツの展示をさせて頂きました。
それはこちら。
(ご厚意によりWEB上で遊べるようにして頂いているものです。)

三十年位前、パソコンがマイコンと呼ばれていた時代、現代から見たらほんの少し物足りないスペックのハードウェア(実機)向けのタイトルだったりします。
PCのスペックよりも当人のスペックの低さの方が深刻です。ホントに。
試作の段階だけどTGS2018でも展示したりした罰当たりなヤツです。ホントに。

あと、生意気にもご感想等頂いているので、(勝手に)転載させて頂きます。


何と言うか、ごめんなさい

のっけから。
当日は道に迷って大幅に遅刻しやがった上、端っこの絶好の配置を頂いたお陰で 終了まで人入りが絶える事無く、催事全体を見渡すとか全然出来なかったので、語れる事が自分の出展回りに限られてしまうのでした。
まぁ、処理能力の限界が近いので、寧ろ幸いだったかも知れません。

終盤、実は割と深刻に酸欠していたりしたのですが、いつもの事だし、それは好いや。


本題(文字数だけは多いけど…)

ゲーム内容はタイピングを主軸としたフィールドタイプのRPGなのですが、お題がお題だけにキャラクタとプレイヤの成長が同期しちゃうとか、めたばぁすかよ、と言わんばかりの壮大な…、えっと、そう云うモノでした。

フルスペックのPCにパワーで対抗しても仕方が(技術も)無いので、内容的にはそれなりの納得処かと思います。思うだけなら自由です。
ルールがやや難解だったかも知れず、挑戦者の方々は死屍累々で申し訳無かったです。やーい、ざまぁみろ。

如何にもな重装備だったので、内容のどうこうは無関係に人目を惹いたのも実力(体力)の内だと自分に言い聞かせて乗り切った訳ですが、そこで気になったお客様が一人。

小っさい男の子がやって来て内容も分からない内にプレイしだしたんですね。
全容を噛み砕いて説明するには流石に時間が足りなさ過ぎるので、色々端折って最低限、次にする事を逐一説明してたんですけど、すっごい真剣に取り組んでくれて。

界隈の塵芥みたいなあたくしでしても、画面構成ですとか色遣い何かについては足りない頭にマルコメとかハナマルキ詰めて頑張った甲斐あって、無垢なる好奇心に対して面白そうと思わせるだけの訴求力が備わっていた…のかも知れません。ひょっとすると。多分。もしかして。

然り気無い一コマって言っちゃえばそうなんだろうし、身も蓋もお金も時間も才能も無いんだけど、周りはフルスペックのフルカラーの秒間何百万ポリゴンとか逝ってる世界で、コッチはギリギリ16bitで身に余る箱庭みたいなモノでね、何でコッチ来ちゃったかな、と言う。

出来る事が増える、引き出しが埋まる、増えていくのは善い事なんだろうけど、多分に もう やり過ぎな所まで来てるんじゃねぇかな。とか何とか。
たった一つの事例に大仰な仮説って言うか 言い回しですが、本質にガワ盛ってる、盛り過ぎてて本能的な感性で回避されちゃう所まで来ちゃったのではなかろうか等と思った次第。
ロートルさんは胸焼けするもん、スペック見るだけで。
(会場での~と言うより、直近の現場の影響です。冒頭で述べた通り、場内の出し物については把握できておりませぬ。)

どちらかと言えば愚痴っぽいんですが、あたくしが本質に近付いたとかそう云う事ではなくて、飾るモンが無いだけなのはそれはそう。まぁ、だけど、その分の身軽さ気軽さみたいなのは多分強みになってるのかな。あと、生まれ付きネジが何本か飛んでるのも。

元より、'00辺りで生まれてたらディジタルゲームそのものに興味持てなかったであろう気がしてて、今回の出会いで確信化しました。
負け兎人生でも、そう言う意味では善い時代を過ごせたんだなと思う。当人はそれでこじらせちゃったけど、才能ばかりはどうしようも…。


まとめてないまとめ

今回の催事については立地や参加条件が間口をとても善い方向に拡げてくれたので、開催して下さったPolyscape社様(代表: ぽり助様)の企画力と人徳、ご尽力に感謝しかないです。有り難うございました。
出禁になっていなければ、次回があった際にも潜り込ませて頂ければ幸甚であります。

敬具


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