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南アフリカ旅 ⑤ 南アをレンタカーで縦断


丸4日間過ごしたMOJO HOTELをチェックアウトして、ケープタウン空港までUberで移動。

南アフリカの最北にある国立公園「リヒタスフェルト」に向かいます。
お目当てはパキポディウム・ナマクアナムというリヒタスフェルトの限られた場所にしか生息しない植物。

色々と調べた結果、レンタカーはケープタウン空港で借りるのが最安だったため、ネットで予約して空港に隣接するお店へ直行。

3泊4日で約2万円。
トヨタの何の変哲もない乗用車を借りて、いざ北上。

リヒタスフェルトの最寄の町、スプリングボックを目印に約550キロの道のりをひたすら移動します。
そしてこの道、到着まで一度も信号がありませんでした。笑
日本では考えられません。
基本的には制限速度120キロのハイウェイをひたすら走ります。
途中何もないどころじゃないくらい、何も無いです。給油ポイントが3〜4ヶ所はあったと思いますが、ちょっと逃すと200キロ走っても見当たらないなんて事もあるので、こまめに給油しておく事をオススメしておきます。

この間、100キロ置きくらいに小さな町がある感じで、全ての町は大自然によって分断されている感じです。なので各町には必ずガソリンスタンドがあります。
ストアもありますが、食べ物はレンジでチンして食べるパイ生地で肉を包んだ系のものしか売って無かった。
※この後3日間これを食べ続ける事になり、結果パイ生地はもう見たくないというところまで行く笑

田舎町で会う人は本当に優しい人ばかり、都会に疲れた僕達の心を癒やしてくれます。
そして皆んな、日本人に会うのは初めて!という人ばかり!
テレビでは見たことあるけど〜という話を何度もしました。ほんとみんな優しい。最高。

給油のために寄った町のでっかいアロエ・ディコトマ


お昼前にケープタウンを出発したのに、スプリングボックを通過したのは夕方。約6時間ちょっとのドライブを経て、ステインコフという町に到着。

夕暮れの田舎町。これぞアフリカ!という街並み。小さなボールでサッカーする子ども達、庭先に生えた立派なアロエ・ディコトマ。

ステインコフにある
「Hollywood lodge & Green jewel adventures」という宿を予約していたので、今日からここで2泊。
牧場を改装した建物だけど、本当に素敵。
雨が極端に少ない、乾燥した地域ならではの作り。そしてホストのLatitiaがかなり優しいし親切。4ベッドのプライベートルームが一人一泊2,000円という脅威の安さ。
言う事無しです。

地元の酒屋さんへビールを買い出しに行き、部屋に戻ったら友人達と乾杯。
早々に休んで次の日に備えました。

朝、Latitiaの作った朝ごはんを食べます。

シンプルだが沁みます。あとこっちのキュウリ中々美味しい。


チャットニーというソースは南アフリカではとてもポピュラーなもので、よく見かけます。
果物を煮出したソースで、日本のウスターソースのもっと甘くてさっぱりした感じ…とでも言いましょうか。果肉もゴロゴロでてきます。
卵やトーストにつけて、食べてみる。良い感じ。

洗濯物を回していると、干しといてあげるよ!とLatitia。最早神様。
乾いたら部屋に置いておくね!と気持ちよく送り出してくれる。
繰り返すがこのホスピタリティで2,000円だ。信じられない。
可能であればずっとここに泊まりたい。
もし南アフリカの北部へ旅する事があれば、僕は是非この「Hollywood lodge & Green jewel adventures」をオススメする。

さあ、砂が舞う乾いた大地へとトヨタの普通の乗用車で向かう。いよいよ出発。
無事にパキポディウム・ナマクアナムに出会えるでしょうか。

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