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【短歌】ぐるぐるマフラー
居眠りをくり返す帰りマフラーに口紅擦っているとも知らず
話す距離足の先まで温かい部屋の冷たいシーツに似てる
使わずに置いたお皿は欠けていた 会いたい気持ちは変わらないけど
いつか君消えてしまうの カレンダーめくれば疎遠になった人びと
継続は力ですからそんなことないよって言い続けましょうか
君を諦めてぐるぐるマフラーは前も後ろもわからなくする
歌っても止めやしないのに一人だと声も出さずに眠ってしまう
凍りつく夢のダイヤを乱してく「背中くらいは押すからまかせて」
どの夜もどの気持ちにも好きになりすぎた今ではもう知らないよ
それとなく諦めろって背中した君なのに今話しかけてる
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就活、卒業論文、教習所の卒検をしていた頃に書き溜めたもの。つまりめちゃくちゃ古い作品。
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