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この季節になるとやってくる「診断士資格は足の裏の米粒論争」

こんにちは!Office LiNQ片貝です。
8月といえば、あの季節ですよね!!そう!!
診断士1次試験です!!

私は4年前の夏、渋谷の試験会場に行き受験しました。女性受験生が圧倒的に少ないおかげでトイレが全く混まずに快適だったことは鮮明に覚えています笑。

さて、この季節だからこそもう一度考えたい!
中小企業診断士の資格は本当に「足の裏の米粒」なのか??

診断士の資格が足の裏の米粒(取っても食えない)と揶揄されるのは、費用対効果が低いかららしいのです。たしかに、勉強時間や勉強にかける費用を考えるとかなりハードルが高い・・・。でも、取った後、「食えない」というほど割の悪い資格なのでしょうか?

結論からいうと、中小企業診断士、とても良い資格だと思います。取ってムダだということは決してありません。

私自身の話をしますと、中小企業診断士の資格を取らなければ経営相談をすることはできませんでした。そもそもコンサル系の仕事をしたこともなければ経営に携わった経験もない私が経営支援をするにはこの資格が必要だと思い、取得しました。そしてそれは本当に正解だったと思っています。

ここで、中小企業診断士の資格を取るメリットをご紹介します。

①経営全般の知識を学べること
私のようにコンサル経験がない場合は一番効率がいいです。経営に関わることを独学で学ぶよりも7科目合格点まで勉強するほうがタイムパフォーマンスがいいと思います。

②不得意分野、専門でない分野も学べること
診断士の資格を取らずとも経営コンサルを行うことはもちろん可能です。でも専門分野以外のことを学ぶ機会は自分で作っていかなくてはなりません。診断士の1次試験科目7科目は苦手科目や専門でやってこなかった分野も学ぶ機会が得られます。その科目を合格したからと言って詳しくなれるわけではもちろんありません。しかしながら、全く知らないよりは話ができるし、知らなかった分野をまんべんなく学べると経営の全体像が見えやすくなります。

③診断士同士のつながりが結構ありがたい
診断士になって診断士協会に入会すると、色々な研究会に参加できます。その中で知り合った先生方や協会事務局の方と話をしていると、仕事につながることが多々あります。私の仕事のほとんどがここでの紹介で始まっています。結構というかかなりありがたい。
診断士を取って独立しようと思っている方は、協会に入るか、他の診断士と繋がれるコミュニティーに入ることをお勧めします。
ちなみに、診断士協会の活動方針は協会によって違うので、入る前に会員から話を聞いてからがいいと思います。私の入っている群馬県はとても活発で、紹介も結構いただけるほうだと思います。

このように、診断士の資格を取ることには大きなメリットがあります。しかし、もうすでに資格以上に専門性を有しており、それを活かして経営支援ができる!という方は、それでよいと思います。
結論、必ず必要な資格ではないが、取って損することは全くない!だって知識だもん!得た分だけ自分がパワーアップするに決まってるよね!!っていう感じです。それを活かすも殺すも自分次第。

それではまた!

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