アンシンカブル邦訳発売直前!完全予習ガイド
アンシンカブルとは
ファンタスティックフォーにとって最大の脅威“Dr.doom”
リード•リチャーズとビクター•フォン•ドゥーム幾度も対決してきた二人のベストバウトとの呼び声も高い名作エピソードであり記念すべきファンタスティックフォー500号を飾る超大作でもある。
そんな本作がアシェットからマーベルグラフィックノベルコレクションとして発売されることとなったので関連作から本作の見どころあらすじなどを紹介していきたいと思う。
あらすじ
“Doom”
リードとスーザンの赤ちゃん“ヴァレリア”が生まれて初めて口にした言葉
その言葉から全ては始まった
息子フランクリンが地獄に囚われ
ヴァレリアの瞳の奥にDr.doomを見たファンタスティックフォーは彼の国ラトヴェリアに向かうことになるのだが
Dr.doomに今までの襲撃とは全く違う科学を一切廃した純粋な“魔法”による攻撃にファンタスティックフォーは苦戦を強いられる
世界で最も賢い男リード•リチャーズが“理解不能”な神秘の世界にファンタスティックフォーはどう立ち向かっていくのか!?
見所紹介
魔法や魔術といった世界とは決して縁遠いチームではなかったファンタスティックフォーにも関わらず
このエピソードでリードは魔術を科学で証明出来るものと考えていることが明かされる
一切の理解を示さない魔術と神秘の世界に彼の宿敵ドゥームによって引きずり込まれたリードはどうなってしまうのかが今回のお話の盛り上がるところです!
最近映画で話題のDr.ストレンジも登場する本作
リードとドゥームの決着を見逃すな!
あわせて読みたい関連作
Marvel
Super-Heros presents Dr.doom
Marvel super-heros #20
ドクタードゥームの前に突如現れたディアブロは
ドゥームを仲間に加わってほしいと提案するも断られてしまい戦闘に
追い詰められたディアブロは女性の人質をドゥームに見せつける
彼女の風貌に見覚えを感じたドゥームは自らの記憶を探ることに
彼が唯一愛した女性ヴァレリアそして彼の過去に迫る傑作エピソード
普段、ファンタスティックフォーと戦うドゥームとはまた違った一面が
アンシンカブルでも重要な役割を果たすヴァレリアについて知ることでより本作が楽しめること間違いなし!
Prisoner of Dr.doom
ドクタードゥームとファンタスティックフォーの初対決となるこのエピソード
魔法のと科学、二つの力を併せ持ち、リードの大学時代の友人と宿敵に相応しいヴィランとして登場した彼はこれから幾度となく激戦を繰り広げることとなる
ドゥームはスーザンを人質に取り、
偉大なる海賊“黒髭”の財宝を盗み出すことを命令し
リード、ベン、ジョニーをタイムマシンで大航海時代に送り込む!
その他にもドクタードゥームの魔術師としての戦う姿を見られるドクターストレンジ&ドクタードゥーム(邦訳もある!)やヴァレリア誕生に大きな役割を果たしたドゥームとジョニーの活躍が見られるFantastic four vol.3 #54もおすすめです!
アンシンカブル後のエピソード
本作の結末以降のことについても触れている内容なのでネタバレされたくないと言う方はアンシンカブル読み終えた後に読んでください
5th wheel
Fantastic four #501,502
地獄に囚われたことで心を閉ざしてしまったフランクリン
スーザンとベンは遊園地に連れ出すのだが
フランクリンの心は地獄に囚われたままだった
スーザンはここは地獄じゃない完璧に安全だと言い安心させようとするのだが
ベンはここは全く安全じゃないと言い始めて
その一方でリードもまた心身共に傷を負った
彼のことを心配したジョニーは武器を持ち、タイムプラットフォームで共に過去へ旅立つことを提案する。
ジョニーがリードを連れ出した先、そこには学生時代のドゥームが居た!
ジョニーの真意は一体!?ベンはフランクリンに何を語るのか!?
傷を負ったリードとフランクリン二人がアンシンカブルで起きた出来事にどう向き合っていくのか!?
AUTHORITATIVE ACTION
アンシンカブルの後行方不明となったドゥームに代わってラトヴェリアの再建計画を進めるリード
ラトヴェリアの君主のように振る舞い様々な施策を強引に進めていくリードに対して不信感を募らせていくスーザン、ベン、ジョニー
アンシンカブルにより傷を負ったリードを気づかって何も言い出せない三人だったが…
リードの行動はラトヴェリアの民をドゥームの影響下から解放するもの
強引に進められた民主化、健全化は勿論全ての民から歓迎されるものではなかった
ドゥームの独裁に飼い慣らされた人、変化に抵抗する人も数多く存在した
そんな中リードによるラトヴェリア侵攻は国際問題に発展し世界各国の軍が介入してくる事態に
そしてドゥームの行方は…
一連の事件の完結編とも言える本作これを読まなきゃアンシンカブルは終われない!