転がって！

転がるように泣いて、ひさしぶりに自分の意思でお酒を飲んでまた泣いて。そしたらもう涙が出なくなってしまいました。ねえ。涙は、どっから出涸らしなんでしょうか。どこから惰性なのでしょうか。どこまでが、わたしの偽りない感情だったのでしょうか。分かんないよ。そんなの。きみのことは、夢に見るくらい好きだし。でも。やっぱり、辞めなきゃなやめなきゃな。分かるの、わかってるよ。この先レールは続いてないし、いつの間にかこのコースターの塗装も剥げてるし。壊れかけてんのか壊れてんのか分かんない。ねえ、行けんの？ もう真っ暗じゃんここでやめたらまだ死なずに生きてけるかも。を何度も何度も強行突破して、そんでいまその先に居るみたいなもの。いや景色同じじゃん。ねえあんなに地獄も天国も見たのに、こんなにあっけらかんと何もないここで悪びれもせず終わるの？ ドンパチ殺してよわたしのこと。とまでは思わないけど、じゃあ、勝手に賭けただけだけど。わたしの4年は何だったの？ とそんな言葉も煮込んで煮込んでわけの分からんお酒に入れてはじめてやったよ一気飲み。ガンガンする頭でお風呂にも辿り着けない。あと5分したら入るけど。惰性の涙もただの涙も、涙は涙だろ。分かんないけど頭痛いから水飲んで寝る？ 明日なんて来なきゃ良いのに。いや早く来て引越して全て忘れて歩いてくから。

うんめー、とか。ないから。