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時空の歪みはきっとある。

時空の歪みの存在。アインシュタインの相対性理論によれば、重力が「時空の歪み」そのものらしい。

クリストファーノーラン監督の映画『インターステラー』では、違う惑星に行っていた隊員が帰ってくると、待っていた隊員とは違う時間の速さを過ごし、容姿も年齢も変わっていたというシーンがある。

違う惑星で過ごし、それぞれの地での重力の違いによって、彼らの間に違うスピードの「とき」が流れた、ということなんだろう。

動くこと、待つことによる体感時間の違いは、おおむね大半の人が経験済みでしょう。時空の歪みがあるに違いないと感じる瞬間は、コーヒーの周りを漂っていると、頻繁に経験する。


コンビニコーヒーが待てません


コンビニ、その中と外では、かかる重力、動作の速さに違いがある。空港の動く歩道こと「オートウォーク」にステップした瞬間に、推進力が1.25倍速になるように、体感時間が変わる。

コンビニのコーヒーが、待ちきれない。
そんな経験はないですか。

出来上がりメーターの、最後の点滅が異常に、長い。または、前に人がいて「まじかよ、、」と急ぐ心を折られる。すべてが早く移り、遂行されるコンビニ店内において、コーヒーの出来上がりをただ待っているのは、コンビニ時間の推進力に抵抗しているようなもの。

そしてコンビニを退店し、外の時間に触れて、コーヒーが待てなかった「ジレったさ」を回顧して気づく。

コンビニに寄っている時点で、そもそも、急いではいなかったのである。


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