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黒単 振り返り

初めまして。けいです。
もうそろそろ2024年になります。
と前置き書いていたのですが、体調不良とエリア予選でずっと出せなくて今出してます。
ホルモンには気をつけましょう。
ところで、みなさんは2023年をどう過ごしてきましたか?
今年度は色々と変化が起きて(特に11月〜12月)大変でした。

今回はいつも使っているモダンの「黒単」の一年を振り返って行こうと思います。


・2022年はどうだったのか?

いきなり2022年の話から入ります←
この頃から基本的な動きは変ってません。
「ヨーグモスの墳墓、アーボーグ」「陰謀団の貴重品室」の2枚を揃えるゲームです。
ミラーなんて100%発生しないので戦いやすかったです。

フィニッシャー枠
「大いなる創造者、カーン」からの「ボーラスの城塞」「隔離するタイタン」
メインの「残虐の執政官」「約束された終末、エムラクール」を盤面に揃える。
型にもよりますが「霰炎の責め苦」で決めるデッキもありました。

この頃の黒単は「探検の地図」から持ってくる土地のバリエーションが多く、
今では見ないカードがたくさん入ってました。
この頃は「廃墟の地」もかなり珍しかったです。

特に変わっていたのは「カウンターモンキー」が最強すぎたので
対策で「ボジューカの沼」をメインからの採用。
クリーチャーをブリンクする「惑いの迷路」

弱え

「ハンマータイム」相手の「爆発域」

ウザすぎる「神聖の力線」「夏の帳」を潰すオタクカード「探知の塔」

50円

「ウルザの物語」「演劇の舞台」「這い回るやせ地」などでアグロプランなんかも入れてました。
ウルザの物語第二章をコピーした「演劇の舞台」「沼」に変え、トークン生成を持ったままの「沼」にして殴るプラン。
有り余ったマナを「這い回るやせ地」の能力でカウンターを貯めてワンパンするプラン。
これは「演劇の舞台」でコピーした「這い回るやせ地」にも使って 20/20×2体で殴ったりできました。
「力線の束縛」が当たらなかったので結構殴り勝てました。相手に拍手されたの覚えてます。
余談ですが能力を失ってもカウンターは置かれてるので「液鋼の塗膜」+「大いなる創造者、カーン」でなんだかんだ殴れるのですごいデッキだったと思います。

土地コントロール要素が強かったので、サイド後の「血染めの月」がかなり重かったです。メインから「大群への給餌」なども採用していたので病気だったと思います。「ウルザの物語」割れるから最強でした。

特に変わったのが直近で出た「団結のドミナリア」「兄弟戦争」です。
「大いなる創造者、カーン」から持って来れる強力なアーティファクトが多く増え、サイドボードの枠がだいぶ変わりました。
今でも黒単で現役のカードがたくさんあるので知ってる方も多いと思いますので違うカードの話でも。


・街並みの地ならし屋

「隔離するタイタン」と同じマナコストでゲームを決めるカードだと思ってます。

・ファイレクシアの肉体喰ら

試作で唱えても3/3 威迫 絆魂 護法とあり、黒単では珍しく軽いマナで攻めれるカードです。よく稲妻で焼かれてました。
サイド後も抜いてもカーンから持ってこれるのでサイドチェンジもしやすい良いカードでした。
「ワームとぐろエンジン」がメインにあるイメージです。

・刃とぐろの蛇

素で出しても能力が誘発し、対象を取らずにハンデスすることができ、
弱点だった「血染めの月」を貼られていても殴りに行けるアタッカーでしたが、
独創力のメタの「万物の姿、オルヴァール」のせいで使えず、「ヴェールのリリアナ」と一緒にクビになったカード。
「街並みの地ならし屋」の方が強かった。なんかごめんな。

・解体爆破場

「廃墟の地」と似た能力を持つカードが登場しました。ランデス8枚体制になり、多色デッキと対等に戦えるようになったと思います。
「廃墟の地」との違う所は、探すのは任意になるので占術したトップを変えなくても良い事です。
相手が基本土地なくて、「探す必要のない時、探したくない時」はそのままにできるので覚えておくのが良いと思います。

・人知を超えるもの、ウギン

愛用してたので書かせてください。
8ウギンよりこっちを採用していました。
黒単貴重品室はマナがたくさん出ますが、そこに辿り着くまで時間がかかります。
8マナは意外と重く、6マナまでは現実的に早いのでこちらを採用してました。
+1能力で手札も肉も増えるので長期戦も戦えます。
上に書いてあるインクのシミは、このデッキのカードのほとんどのカードが軽くなるので噛み合ってました。
2マナカーン1マナ罠の橋。
楽しかったです。また使いたい。

模索しまくっていて当時はカードを探すのが最高に楽しかったです。
ここから2023年に入ります。

・2023年

・ファイレクシア:完全なる統一

ドミナリアなんてなかった

2月に出たスタンダートのセット。
このセットが出た時に覚えているのは、
大好きな伊藤淳二先生のイラストが出るってなってテンションがぶち上がった記憶があります。
黒単的にかなり熱いカードが収録されたので、思い出沢山あるセットです。

・シェオルドレッドの勅令

黒単目線で大きく変わった一枚。

「突然の衰微」などとは違い、相手の選択肢が狭く、プレイヤーが選べる選択肢が増えたのはかなりでかいカードでした。
また、対象も取ってないのでそこも評価できるポイントでした。
軽く使える呪文は使いやすいですからね。
ただ黒単はここからは新規しばらく来ませんでした。

・機械兵団の進軍

ここから黒単の新規が少なくなり、かなり下火(元々TeirZZZZZ)になりました。
多少の強化は来るものの、「これだ!」というカードは全く来ず、全て「力線の束縛」に消され、土地は「黒曜石の焦がし口」「耐え抜くもの、母聖樹」に全て奪われて行きました。

・シェオルドレッド / 真実の教典

「絶望招来」よりか使いやすく、クリーチャーとしても出せるのでよく当たる「否定の力」などを交わせるので個人的に良いカードでした。
ただゲーム的に遅すぎるのですぐ抜けてしまった悲しいカード。英雄譚第三章解決まで行ければ良いがモダンでは遅すぎました。

・イニストラードへの侵攻 / 死者の氾濫

このセットで初めて出た「バトル」というカードタイプです。瞬速付いてるのがこのカードだけで-13/-13修正とイカれた事が書いてあります。
裏面は黒単的に中々ない「クリーチャーが増える」カードなので採用範囲内でしたが、裏面に出来るデッキじゃないので不採用。「呪詛の寄生虫」「吸血鬼の呪詛術士」なんか採用したデッキ組んでみたかったですね。

・機械兵団の進軍:決戦の後に

カード少なくね???
ほんとにびっくりしたセットです。
まあでもちょっと良いなって思ったカード一応取り上げます。ちゃんと買ったので供養したいので。採用するとは言ってない。

・アーボーグの掃除屋

ちょっと惜しかった。
いずれ輝ける日が来ると思い確保してます。
速攻クリーチャー追放してすぐ殴りにいけば4/4アタッカーになれる日を待ってます。

この時からかなりフラストレーションが溜まりまくってました。
そろそろ黒に強いカード来ても良いだろ!と。
周りに愚痴を吐きまくってた記憶があります。

・指輪物語:中つ国の伝承

大好きなロードオブザリングとのコラボセット!
たまらん!最高すぎる!!!
しかもモダンでも使える!!!
カードを見て大興奮してたけどこのセットでモダンが壊れちゃいました。
別名「モダンホライゾン2.5」です。

・一つの指輪

諸悪の根源。
黒単というデッキが上位に来てしまった原因の一つ。おかしい。
このカード投入のおかげでこの記事に書いたカードはほとんどデッキから抜けました。
買えない人は買いましょう。
タップだけでドローできる?プロテクション全て???
意味わからんすわ。

・オークの弓使い

プレコン千葉で指輪買えなかったので不貞腐れて買ったオークの弓使い。
過去にずっと「こういう新規くれ!」と言いまくってたカードが予想を超えて来たカード。
「流行らないっしょ!」なんて言ってたけど入れて遊んでたら強すぎてその日に3枚買ったカード。
黒単フレンズに「強い!絶対買った方が良い!」と言ったのが昨日のように思えます。
このカードのおかげで「カウンターモンキー」と対等に戦えるようになったと言っても過言ではないです。
でもこいつ映画だとモブなんだよな。

・カザド=ドゥームのトロール

待望の沼サイクリング。
土地単なのに沼が足りないのが多く、定期的に供給が必要なデッキなので沁みる強化でした。
「リビングエンド」とほんの少しだけ戦えるようになりましたね。
普通に出しても強いのでフィニッシャーとしても優秀なカードです。
モリアの坑道やばいやつら多かった。
でもこいつもモブなんですよね。

ここで力を手に入れた黒単は大流行。
周りでも増え続けて気が付いたらTeir上位に食い込むデッキになりました。

・エルドレインの森

美人

悪夢のセット「エルドレイン」が戻ってきました。
Disneyや童話が大好きなので正直嬉しいですが、だいぶここでも壊れましたね。
「豆の木をのぼれ」「アガサの魂の大釜」などのおもちゃカードでモダンもまた大きく変わりました。

・鏡に願いを

あー美人

黒単的良い強化カードでした。
アーティファクト、トークンと用意できるので、デッキから「黙示録、シェオルドレッド」「大いなる創造者、カーン」「一つの指輪」などのカードを唱えられるのは大きかったです。
デッキの変化としては黒の入ったタリスマンなどが採用されるようになり、3t目からも4マナ域のカードが唱えられるようになりました。

・執念の徳目

除去&ライフゲインもあり、エンチャントの能力でクリーチャーを使い回したりできるようになりました。強力なクリーチャーを使い回せるのは終盤強かったです。環境に合わせて採用しようと思います。

このカードで面白かった勝ち方

・マーフォーク
相手の「アトランティスの王」を含めたクリーチャーを奪い、島渡りで殴り切る。
・スリヴァー
スリヴァーミラーを(無理矢理)発生させて。スリヴァー使いをスリヴァーで倒す。

・イクサラン:失われし洞窟

くっそ美人

最近出たセットなので記憶に新しいと思います。
「魂の洞窟」がスタンダード、パイオニアで使えるようになるって知ってビビりました。
新しいメカニズムの発表もあり、どう変わっていくのか楽しみでしたが
「ティシャーナの潮縛り」というやべぇカードのせいで黒単の立ち位置がかなり悪くなりました。
ほとんどのカードがこのカードにぶっ刺さるのでさらに頭を使わなければならなくなりました。
あまりにも強いのでこの時期に「ティシャーナの潮縛り」をタッチした「青黒貴重品室」を作って大会に参加してました。(ゆっくり戦って負けまくってたので今後に期待)

・沈んだ城塞

黒単に久しぶりに入った新しい土地です。

「廃墟の地」「解体爆破場」が2ターン目で起動でき、後手からでも「トロン」などの土地コンデッキと戦うことができる。
「陰謀団の貴重品室」との組み合わせで1マナ増える。(+「ヨーグモスの墳墓 アーボーグ」の3枚で4マナ)
「仕組まれた爆薬」の破壊範囲が広がる。
細かい所は抜きましたが、大まかな使い方です。
タップインなのが気になりますが、アドバンテージが大きいので今後しばらく入るカードだと思います。

マナ早見表置いておきます。

以上が、2023年の黒単で採用したカード群でした。
ちょびちょびと抜けたり入れたりしてますがなんだかんだ良い強化もらって良い年だったと思います。
書いてるのは2024年ですが、今年も良い強化を期待しています。

・最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
「指輪物語」くらいから周りで黒単使う人が増えて意見交換できるようになるなんて思ってもみなかったです。
細々と1人で考えたりしてた期間が長かったので仲間がいるのは安心ですね。

いつもありがとう。

黒単が急に増えても僕のホーム「晴れる屋 川崎店」ではずっと相手してたからなのか妙に黒単慣れしてるので戦いやすかったと(勝手に)思ってます。
「川崎ブラック」というデッキ名も気に入ってます。あと名前が何故か知られてて驚きました。
今年こそ結果残せるように頑張ります。俺だけ何も残せてない…

モダンの黒単サーバもあるのでよかったら参加お願いします。
誰でもウェルカムです。スパイもたくさんいます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

終わり。

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