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コントラストを洗練させるカラーホイールの使い方

なんでDaVinciで現像してるのかと人に聞かれたときに数ある選択肢の中から「コントラスト感がいいから」と答えてることが一番多いかもしれません。

突然ですが、最近のお気に入りの写真です。

DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(CinePrint16)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像
DaVinci Resolve現像(Monet)
Capture One現像

いかがだったでしょうか。

Capture Oneでの写真現像はなるべくDaVinci Resolveで現像した写真の色味に近くなるようなプリセットを使っているため、色味自体はあまり大きな差はないと思います。

ですが、比べてみると一目瞭然かもしれません。
決定的になにかが違いますよね。

まず色味は一旦無視して、コントラストの流れだけに注目していただくと、全く同じデータを現像しているのにCapture Oneで現像したものの方がのっぺりしています。
一方で、DaVinci Resolveで現像した写真には妙に立体感があり、トーンが滑らかであると感じませんか。
ハイライトに注目すると、ハイライトが激しく主張しているCapture Oneの写真に対して、一歩引いたようなハイライトの収束の仕方をしているのがDaVinci Resolve現像の特徴という見方ができます。

上品な写真の正体

話は少し変わりますが、写真現像をよくやっている人はこんなフレーズを聞いたことはありませんか。

「この人の写真は"上品"だ。」

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