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産後鬱手前までいった話

更新記録7日目。
見出しの画像、何個か作り溜めした中でこれが一番お気に入り!

今日は産後6カ月ほどで、産後ノイローゼになりかけた記録。ちょっと長いです。

産後鬱とは?…
出産後から数ヶ月の間に発症するうつ病のひとつ。およそ10%の罹患率があり、気分の落ち込みや楽しみの喪失、自責感や自己評価の低下などの症状がある。
参考:日本産婦人科学会 産後うつ病について教えてください

妊娠中に聞いたことはあったけど、正直自分は鬱とは無縁だと思っていた。
職場で精神的に休息が必要で休職している方がいたけど、私の見解としては共通事項があった;根が真面目、頑固で周りと折り合いをつけるのが難しい。
いい加減で他人に関心や期待が薄い私とは違っていた。

しかしその時は刻一刻と近づいてきていた。
娘が5カ月程のころ、ハイハイができるようになってきた。色んなものが気になり、口に入れたがる。成長中の赤ちゃんとしては当然のことだ。
一方私は、
「口に入れるものにばい菌がついていて病気になったらどうしよう」
「口に入れる時に口を切ったらどうしよう」
「ハイハイしている時、誤って壁や棚にぶつかって、物が落ちてきて下敷きになったらどうしよう」(←今考えるとそんな頭突きの威力ないやろww漫画かwと突っ込めるけど、当時は真剣に思っていた)
等、被害妄想が止まらず、文字通り一秒も目を離せない日々を過ごしていた。トイレ・ゴミ出し等で一瞬でも娘から離れる際は、バウンサーというベルト付きの椅子に娘を乗せて待機してもらっていた。

その辺りから、フラグが立っていた。明らかに自分が悪い方に変わっていっていたのだ。どちらかというとおおらかな分類に入る私が、とにかく何事にもイライラする。
思い通りに進められない家事。
自分の時間どころか身支度すらままならない日々。
日に日に夫への話口調も強くなってきた。

誤解の無いようにお伝えするが、夫は家事育児には積極的。
夜間の夜泣き対応はシフト体制。勿論平日でも。
別々に寝て、~2時までは私が、2時~朝までは夫が娘のそばで寝る。
娘の排泄の回数・様子、ミルクの回数もアプリで共有してお互いに把握。(共有してるだけで見てない、なんてことはない。)
予防接種のリサーチからおむつの種類等、育児の細かい事も話し合いで決めるし、夫に託してリフレッシュタイムを満喫する日もあった。

それでも、イライラするのである。
夫からも「最近ずっとイライラしてるね。責任感じるわ。」と重く言われていた。夫を責める気はない。でも理由はないのに、とにかくイライラが止められない。(理不尽極まりないw)だから自分でもなんかおかしいな、と思っていた。

そしてその時は突然やってきた。
忘れもしない6カ月のある日。離乳食が始まっていた。
慣れない離乳食づくりに悪戦苦闘していた中で、娘が相変わらず熱心に探索活動を行っていた。サークルの中に入れていても中から手を出してひっぱって、そこいらじゅうの物を倒していた。

イライラが募り、本気で怒り怒鳴る私。それを笑っている娘。(←今やからやけど書いてて笑えるw)
その時、私の中の我慢のバケツがあふれ出てしまった。
怒る気力がなくなって、突然娘の前で嗚咽をあげて号泣しだしたのだ。
5分程泣き続け、少し落ち着いて娘を見たら
突然泣き崩れる母を見て少し戸惑っていたが、笑いかけてくれていた。
それを見て泣けてきて、再び号泣した。

このままだと自分が何をしでかすかわからんと思い、夫に状況説明+「お世話がしんどくなってしまいました。」とLINEした。仕事を早めに切り上げて、早退して帰ってきてくれた。
私は夫が帰ってくるまで娘を安全な場所に置いて、必要な時以外は距離を取って体育すわりで遠くから娘を眺めていた。
夫が世話をしてくれている時も、私はまだ泣いていた。その日はずっと泣いていた。

その次の日、夫は休みを取ってくれて、私には外出するよう送り出してくれた。目的もなく梅田をぶらついた。その次の日からも、その週は全て夫は午後休を取り、午後から家事育児を全てやってくれた。
この期間少し育児から離れる事ができて、私は徐々に回復していった。

そんな経験を経て、今はちょっと神経質育児から脱出できたように思う。

  • 洗濯物をひっくり返して口に入れていても、洗ったもんやしどうせ汚れるからま、いっか。

  • リモコン舐めてても拭きゃいいだけか。

  • ハイハイ・つかまり立ちでこけても、それも練習や。

  • 泣いててすぐにかけつけてあげれない事もあるけど、そういうときもあるよな。

こんな風に思えるようになった。むしろ今までこれらを自分に許してなかったのが恐ろしいわ。命に関わる事じゃなければおおらかに。これをテーマにして育児をするようになりました。

深刻な鬱の方もいらっしゃると思うし、医者でもないから自分のこの経験を鬱手前としていいのかはわからないけど、これまでに経験した事のないような体験だったので記録しています。

HSPの細かい所にも気が付く部分が全面的に出てしまったのかなーと思っています。あと自分の時間がないのがとにかく辛い。これは今も。
性格だから変えようがないし、育児はこれからも続くから、自分なりの対策を取りながら一つ一つ壁を越えて行こうと思います!

もしこれを読んでくださった方で同じような経験をされた方がいたら、本当に毎日お疲れ様です!毎日よくやってますで、我々。
見出しの画像の言葉になりますが、
誰かを愛する事ができるなら、まず自分を愛してみましょう!ってことですね^^ご自愛ください❀

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