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僕のチンチンの伸びしろの話

 僕は通常時、子供チンチンです。

皮被ってて、腹の肉に埋もれてホントに5センチくらいしか見えません。しかもそれでパイパンにしてるので、本当に笑っちゃうくらいの子供チンチンです。

 でもこれが大きくなると、なかなかになります。

元気になると僕の子供チンチンは頑張って、17センチの太さ4センチの大砲に成長してくれます。もちろんそのときはズルムケです。仮性包茎ってやつです。

 通常5センチから17センチへ。これはつまり伸びしろが12センチもある、ということです。

普通の人からしたら眺望の的なのですが、これはこれでなかなかの苦労があります。

まず一つ目「自慢できない」

たしかに平均より大きいのは事実です。恥じることは何もありません。しかし17センチというのは、べつに巨根でもありません。

「ちょっと大きいね」程度なのです。

仮にこのサイズを女性に自慢したと思ってください。

「うわぁ~。大きいって言ってたから期待したけど・・・これ?」って言われるに決まっています。そうなるともう僕は萎え萎えシナシナ支那事変って感じです。

そうすると期待できるのは、

「わぁ!期待してなかったけど、生で見ると大きいじゃーん!」

しかありません。そう、僕のチンチンは「お、ハート型のピノだ」程度のラッキーなだけなんです。

「偶然エッチしようとした相手がちょっと大きかったのでうれしいね」

これを狙うしかないのです。よってこの伸びしろチンチンは自慢できません。秘密兵器みたいな感じですね。

二つ目「通常時恥ずかしい」

 本当はなかなかの実力を持っている僕のチンチンも、通常時は無力です。海などで更衣室で着替えるとき、周りは当然男しかいません。そして当然、僕は男では興奮しません。

よって周りの男にとって僕のチンチンは通常時がすべてなのであり、子供チンチンがすべてなのです。

ですから僕のような伸びしろタイプのチンチンは、男社会では損しかしません。もちろん勃起するわけにもいきません。だから成長した17センチも見栄から来る嘘と思われがちです。無力だ。


そしてこの二つが組み合わさるとどうなるか、お分かりですね。

「自慢できる程の大きさじゃないから他人に言えず、かつ租チンだと思われる」

となります。

これが伸びしろチンチンタイプの苦悩です。

これを考えると、通常時から大きい伸びしろ小さめタイプのほうが、社会ではすげー有利なんじゃないかってことです。

チンチンに関するコンプレックスは十人十色ってことでしょうか。知らんけど。


おわり 2021/09/24

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