某所のアドベントカレンダー2022

こんにちは、12月5日担当、芋緑茶です。
𝑫𝑶𝑺𝑼𝑲𝑬𝑩𝑬 𝒀𝑼𝑹𝑰 𝑬𝑪𝑪𝑯𝑰 物書きをしています。
以後お見知り置きを。
えー、肌寒い日々が続きますが、某所の皆々様には……

あああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!

すみません急に大きな声出して。話変わりますけど役所にいるだけでなんか、精神削れません?MP吸い取られますよね。うるせえよ。

あたしに百合の布教をさせろ!!!!!!

あっ!オイ!閉じるな!待って!お願い!!百合について語らせて!!!コンテンツ枯渇人間だからこれくらいしか語れることがないの!!!大丈夫!!!!「拙者にとっての百合とは」とか「拙者はあくまでも百合の観測者としてですなwwwwwww」みたいな話はするつもりないから。百合を布教したいだけだから落ち着いて。ね?ほら、コーラもポテチもあるよ。少なくとも私の目の前には。

とりあえず大前提としての百合

ここではお花の百合じゃなくて、女性同士のクソデカ感情を含む関係性のこと。ジャンルの話。ジャンルの話だからどうしても苦手な人もいる、それならここまででも大丈夫。見てくれてありがとう。ほんとうに。

いやね?12月と𝒀𝑼𝑹𝑰になんの関係があるのか、みたいな話をしたいのよ。聞いてくれる?ありがとう。

四季と百合

またけったいな見出しをつけたね。うん。note、慣れてないの。ほぼほぼ初めてだから。許して。
で、まず12月で百合を書こうと思います。

見出しで疑問符を浮かべるんじゃないよ。
12月といえば、日本では冬なわけじゃん?雪なんか降っちゃったりしてさ。クリスマスとか私の誕生日(13日❣️)とかあったりしてさ、ちょっとハッピーな月ではある。当たり前のように、12月をベースに百合を書こうと思えば、クリスマスとか大晦日とかに焦点を当てて書けば容易い。例えばそうね、

────電子音で彩られたカッコーの声が、雑踏の中に虚しく響く。雪が降る予報は外れて、ただ肌寒く白い息を吐く。手元のブルーライトには、「ごめん、ちょっと仕事で遅れる!スタバ奢る!!」……という文字。けれど、暇な時間を潰すカフェは、どこも恋人たちで賑わっていて。ショッピングモールも、どこかポインセチアの色を匂わせて。
……待ち焦がれる、なんて感情を、吐息にして両手に吐き出していれば、冬に似合わない、少しだけ汗をかいた貴女が、申し訳なさそうに肩で息をしていた。

「ごめんっ!おまたせ……!」
「……20分遅刻……でも、いっか。急いできてくれたって、分かったから」
「久々に走ったよ~!あ、何食べに行く?火鍋?」
「え~!?せっかくのクリスマスなのにー!?」
「まだイヴの前でしょ。ほら、寒い寒い!ポッケ貸して!」
 
どこか転びそうになりながらも笑いあって、私たちは、雑踏に紛れて消えた。

ワイの脳内より抜粋

みたいな。いや、うん。完成度は置いておいて、とりあえず百合っぽくはできる。これに注目して欲しいところは後半の「ポッケ貸して!」のところ。残るあどけなさというか、何処か悪戯や悪ふざけに似た密着が、冬という外気ならそこまで違和感なく使えてしまうのだ!……いや、まあ、秋でも似たようなことができるけど。
じゃあ逆に、夏、夏ならどうですかみなさん。
夏ね、密着するとあちーし汗ひっつくしでもう最悪よ?
オゲゲのゲよ?
いや、夏に密着する百合も好きですけど。
夏はね、やっぱりここは、アイスを使っていきたい。アイスね。そう、例えば

白い光が反射する庭。ぐねりととぐろを巻くホース。
コントラストと彩度の高い景色と、ニイニイゼミの鳴き声が木霊する縁側。そうめんを湯掻く気力もなく、スイカを切る気力もないまま、2人で扇風機にあたりながら、畳にひっくり返る。風鈴が、淡く鳴る。透き通った硝子の影を目で追っていると、ふと、君は起き上がって言った。

「……アイスなかったっけ?」 
「あったとおもうよ~……」
「たべよたべよ!」
「ちゃんと割れる~?」
「割れるよ!……もし上手く割れなくても、おっきい方あげるからさ」
「やった~」

ぐでぐでとした会話を広げながら、元気を取り戻した君はキッチンへと駆けていく。垂れ下がった丸型蛍光灯の紐を引っ張ろうとして、やめて。私もまた、彼女を追って、キッチンへと歩き出した。

ワイの脳内より抜粋

こんな感じだろうか。アイスを分け合える仲となると、𝒀𝑼𝑹𝑰に当てはめるなら姉妹か親友だろうか?いや、親子という可能性もあるらしい。そこは読者の皆様の想像に丸投げしたい。うん、好きなキャラで脳内投影して楽しんで欲しい。畳で寝っ転がってぐでぐで出来る関係性の百合、いいよね。よし夏も書けた。なら春は?春はもう出会いと別れの季節。なんなら別に小説調にしなくてもいいな。
となると

石を撫ぜ 桜が咲いたと 呟けど 笑顔の君は 去りし彼方へ

ワイの脳内より抜粋

死んでてもいい。片っぽが死んでてもいい。だってその感情はきっと百合だから。いや、この短歌だとHLもBLも可能性としてあるな 好きに見てほしい ラフに見て ラブをラフに見て

いや、見出しで疑問符を浮かべなさんなって。

閑話休題。秋だね、秋。あと書いてないのは秋。
既に「寒さでの密着」を使ってしまっていると、秋って途端に𝒀𝑼𝑹𝑰っぽさを出すのが難しくなるんですけど、そうだなあ

「ぎゃーっ!」
悲鳴が聞こえた方へ駆け寄る。洗面所だろうか?念の為新聞紙を丸めて向かうと、なぜか一糸まとわぬ君がいた。
「ちょっ、ちがう!黒いヤツじゃないから!!で、出てって!服着るから!!!」
慌てふためく君の足元にあったのは、金属製の板。
ごめんね、と謝りながらキッチンへ戻る。
今日はナスとトマトのグラタンだけど、君はきっと文句を言いつつ、美味しそうに食べてくれるんだろうな。
「マカロニ、入れるー?」
「…………入れるっ!」
不機嫌そうな返答は、どこか幸せを纏って。

ワイの脳内より抜粋

食欲の秋。天高く馬肥ゆる秋。いいですよね、グルメ系𝒀𝑼𝑹𝑰。私も好きです。
とまあ、四季折々、百合に限ったことじゃないけれど、色んな百合が見られる昨今。百合そのものが無理!という事でなければ、どうか百合に触れて欲しい。なんでもいい。悲恋でも純愛でもギャグでも、このアドカレを読んでくれたあなたが、百合に触れてくれたなら、私はとても嬉しいです。
初心者向けの百合なら伊藤ハチ先生の「月が綺麗ですね」をおすすめしています。ご一読あれ。

P.S.情緒がおかしい記事になっちゃった 何故なら20時間起きたままだから……


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?