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自分の棚卸しをしてみる|電話応対コンクール

こんにちは!いももともみ です。
私のnoteを目にとめて頂き、ありがとうございます。
“いももともみ”というかわいい名前でひとに教えたり文章を書いたり絵を描いてみたりしています。
時折本名も登場するので少々ややこしいですが、どうぞお付き合いくださいね。

さて、マクドナルドに続き、私がこの道に進もうと思った大きな大きな要素である、電話応対コンクールの事を書く時が来ました。

電話応対コンクールとは?
(公財)日本電信電話ユーザ協会が主催する電話応対日本一を決める大会です。
“社会人の甲子園”とも言われ、社名を背負って自分が努力し得たスキルで勝負する熱い場で、毎年全国から1万人以上の方が出場されています。
※応対コンクールについて詳しく知りたい方は💁‍♀️コチラ

栃木県から札幌に帰ってきて出産を終え、そろそろ働こうと思い立った私は、夫の転勤で泣く泣く退職した元の職場に「募集していますか?」と電話をかけ面接して貰う事に。
二次面接で偉〜い方から「今年から電話応対コンクールってやつにうちも出ようと思うんだよね。そういうの興味ある?」と訊かれました。

栃木でのマクドナルドのコンテストでエリア優勝した経歴を職務経歴に書いたからお声がかかったのだと思います。予想外の所で需要と供給がマッチしてしまいました…!

私は、チャレンジしない理由がないので「興味あります」と答えました。
(面接の場で「興味ないです」って答えたら落とされそうな気がしたのも大きな大きな大きな理由です)

こういった大会に出ることはとっても勇気の要る行動なのですが、普段関わらないような方から評価を貰える良い機会です。
自分が「出来る」と思っているだけではなく、他人からも「優れている」と言って貰ってこそスキルが証明されるというか。
まして大会ですから、賞を貰えばそれこそがスキルが高い証明な訳です。

そんなこんなで(便利な言葉)採用が決まり、新人研修を終え少し経つと社内予選の説明がありました。
「エッ、あんなに話したのに出してくれるんじゃないのか・・・」と内心思いましたが(笑)私が最初に出場した時は1社から3名までしか出られないと決まっていたので、出場希望者を3名に絞る為の社内予選(普段業務で行っている応対で採点される)を行い、無事出場の機会を得ました。

競技がどのように行われるか
出場者全員で同じ状況設定の問題を与えられ、自分だったらどう応対するかスクリプトを考える。
本番会場で電話機を使い、お客様相手に3分間の電話応対を披露する。
(スクリプトは暗記、お客様から予想外の言葉が返ってくる可能性もあり。目の前に観客も沢山いる。)

本番会場はホテルの宴会場。
私が出場した地区大会と北海道大会は同じ会場で行われました。

前にステージが用意されていて、選手が座る机に電話機が置かれています。
目の前には観客用の椅子がぎっしり置かれ、椅子の後ろにはビデオカメラもずらりと並んでいます。
お客様応対に集中するのが極めて難しい環境です。笑

くじ引きで決まった競技順でこの部屋に入り、ステージの上の電話機と離れた部屋にいるお客様役の方と電話を繋いで3分以内の応対を披露します。(3分過ぎたら減点)

結果、私は地区予選で準優勝しました。
北海道大会に進出です。

そして、北海道大会ではなんと!優勝しました😳
初めての出場で、全国大会への切符を手に入れたのです・・・。
(全国大会に出場できるのは優勝者のみ!)

全国大会は毎年会場になる都道府県が違うのですが、私が出場した年は愛媛県で開催されました。
会場の規模が今までと違い過ぎて、圧倒されました・・・舞台から見ると2階3階と上の方まで客席があって、電話応対コンクールってすごい世界なんだな・・・と実感。

100インチのスクリーンに自分の名前が出た時は震えました・・・・。

愛媛県のテレビにも出ました・・・(この状況で、普通に応対してくれれば大丈夫ですと言われました)

競技番号2を引いてしまったので開会式のあとすぐに出番がきて心の準備をする時間が足りなかったのと、競技番号1の男性がちょっと失敗しているのを舞台袖で聞いて動揺してしまったのと、周りの期待の大きさと会場の大きさのプレッシャーに打ち勝つ事ができず、いつもの勝ち気な私でいられなかった。納得のいく応対ができずちょっと悔いが残りました。

優良賞の置き物を貰いました(◦ˉ ˘ ˉ◦)

とはいえ、会社的にはあまりに良い結果が出たので大喜び。
来年も力を入れていくという事でした。

私は『初出場で全国大会までいった人』としてここで終わる事も出来ました。

しかし、そもそも自分のスキルが会社を出た外の世界で通用するのか?それを確かめに電話応対コンクールに出場しました。
コンクールという性質上、前の競技者と声質が違うと引き立って聞こえるとか競技順などの運要素もあって、たまたまうまくいく人もたくさんいるのではないだろうか。
自分が運だったのか実力だったのか確かめたい。良い成果を継続して出せないと、スキルが高いとは言えないんじゃないか。
こんな考えから、私は4度出場しています。
実績は以下の通りです。

・2010年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール札幌大会 準優勝
・2010年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール北海道大会 優勝
・2010年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール全国大会 優良賞
・2011年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール札幌大会 9位
・2011年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール北海道大会 (順位失念)
・2012年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール札幌大会 9位
・2012年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール北海道大会 敢闘賞
・2014年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール札幌大会 優勝
・2014年 日本電信電話ユーザ協会 電話応対コンクール北海道大会 準優勝

出場すれば毎回地区大会で入賞し北海道大会に進めて、北海道大会でも入賞出来るので、これはスキルが高いと自分に言ってあげもいいかなと思っています😊

電話応対コンクールは私に自信を持たせてくれましたし、そこから発展して色々なことを学ぶキッカケにもなっています。

そこからどう発展していったかや、出場の裏には沢山のドラマがあったので、ちょこちょこ書いていきますね。

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