依存症にならないのは強いからではない。

国家試験の勉強で、依存症についてどの様に考えどうするのか、といったテーマでレポートを書いている。

テキストの中でアルコール依存症になりやすい国民であることが記されている。
眠れない時は寝酒。その発想をする人が多く、睡眠導入剤よりもアルコールの方が気軽で安全と認識している人が多いのだとか。
それはそう思う。
睡眠導入剤、要は睡眠薬。内科や心療内科、精神科で貰うもの。
病気の診断や世の偏見もありオープンにはし辛いという人もいるだろう。

そんな私もこれまでの人生でストレスや不眠から寝酒をしたことが何度かある。
体質的にアルコールにはとても弱い。5%チューハイなら3口くらいで体が熱くフラフラするほどに。
そして実際に眠れてしまう。
結果的に途中で危ないと思ってやめられたのだが。

じゃあ何故依存症にならなかったのか

依存した後の恐ろしさについて知識を持ってからというのが勿論大きい。
特に、精神的に苦しむことになるのは間違いないので考えると恐ろしかった。

結局はビビりだったから。

そう思っている。
どんなものでも依存の先に待っているのは精神的な闇…。
その恐怖が根底にあるので依存する勇気すらなかった。ただそれだけ。

だから何かの依存症の人に比べて私は強い人間かというと
全くそんなことはない。

私の場合、依存できないのは弱さの表れなのだ。

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