マウンティングから自己肯定感の気づき。


自分と他人を比べ、時に人を下にして自分を優位にしようとする人がいる。

「マウンティング」

私は高校時代マウンティングされた経験がある。

その中での体験と、なぜ人がマウンティングをしているのか、自己肯定感との絡みをふと気づいたので書いてみた。


高校時代、私はいじられキャラだった。
いじられても笑っていた。
「愛されキャラ」なんて言われていたが
自己肯定感がかなり低かったこともあり
友達にいじられすぎて内心悲しいこともあった。

中でも同級生Aちゃんは、
いじられキャラで自己肯定感が低い私と一緒にいることで
自分が優越感を感じているのが分かった。

常に周りと自分を比べマウンティングし、その都度人によって態度を変える子だった。

私はその子と話していると「下に見られている」ような気がした。

ブランド品を親に買ってもらったとか、あの子があのブランド品を持ってとか、あの子は可愛いけどあの子は可愛くないとか‥。
終いにはAちゃんはモデルだとウソをついたり(後から同級生の女子達にウソでしょと責められていたな。。)

普通に話してても自然にマウンティングされてる感じと、私を下に見ている感じが不快だった。

私に近寄ってきているのは分かっていたが私は距離をとるようにしていた。


周りの心ある友達がAちゃんが私にそうやって近づいてきたことに心配してフォローしてくれたり、警戒して作戦を立ててくれたこともあった。本当にありがたい。


そんなAちゃんはそうやって人と自分を比べ自分より下の人を無理にでも見つけて
自分の位置を確認し安心していたのだと思う。
自分に自信がないのだと思う。
そういう意味で過去の私と共通していた部分もある。

今大人になってもやはり、仕事、給料、外見、彼氏、旦那、結婚、住まいなどで彼女はマウンティングを続けている。

人間の本質はそんなことで決まらないし
そんなことより「自分や大切な友達、家族が幸せになること」に興味があるので
私は今マウンティングされても
「自分の生き方」に誇りを持っているし
あの時の私とは違ってどっしり構えている。

学生時代から10年経った今
あの頃より自己肯定感が育ったなと感じた。

マウンティングは今でも苦手だが
自己肯定感があればちょっと違う視点で物事を捉えられるし、過度に悲しくなったりすることもない。

これからも優しく逞しく生きていくために
自己肯定感を鍛えていきたいと思う。


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