学生時代



こんばんは、こんにちは、初めまして。

芋子(仮名)です。

Twitterと連動してしまったので、分かる人には名前が分かるでしょうがそっとしておいて下さい。


スパンキープロダクションの推してる芸人さん方がやっている 「#スパンキー共通テーマ」の企画が面白そうだったので、書いてみました。



この私の名前「芋子(仮名)」の理由、

それが、今回のテーマである「学生時代」の話になります。

この名前を私が使っていたのは中学生の頃。

中学生の頃から、

遅刻、サボりは当たり前、校則クソ喰らえ。

こんな私超イケてると勘違い厨二病こじらせクソガキでした。

そんなクソガキですから、部活動なんかどう足掻いても続くわけがなく。

1個目に入った家庭科部は、

仲の良かった3年生が入ってくれと頼んできたので入りました。が、面白くもなくて

3年生が卒業と同時に1年全員が退部届提出。

2年生がいなかったこの部活は私たちが退部したら無くなりました。


2個目に入った部活は、友達に誘われた吹奏楽部。

入ったは良いものの、元々そこまでやる気のなかった私は、夏休みの練習をフル無視。夏休み明け3年生に呼び出され囲まれフルボッコ。

結果、退部届提出。



そして、3個目が、1年生の頃から入りたかったけど

部室が3階にあり、3階に行こうとしたら、当時の3年生に

「1年が上がってくんなや」と2階と3階に繋がる踊り場で脅され、そこでチキン発動して逃げた、演劇部。

2年生になり、たまたま仲良くなった演劇部の子にお願いして入部。


ここが私の人生を、色々少しだけど変えてくれました。

入ったタイミングには、同じ学年の

いい意味で「変なやつら」しか居ない演劇部。


顧問の先生は、運動部と兼部でほぼ演劇部には顔を出さないひとたち。

それがムカついて部員と顧問で話し合い、

その人達は顧問から外れ、新しく優しくて演劇にしっかり向き合ってくれる先生が来ました。

不真面目なくせに、演劇にはバカほど本気でした。


私たちの代は、部長が某有名劇団に所属してたくらい演劇畑の人なので、元々文化祭と部員勧誘の軽いお芝居しかしていなかった、この部活で、演劇を見せられる場所を増やしたいと活動場所を、近所の保育園に公演をお願いしたり、演劇コンクールに出たりと積極的な人でした。


そんな中で私が初めてやった配役が、

それこそ近所の保育園での初公演。

ミュージカル風にしたヘンゼルとグレーテル。

の、保育園の子ども達に演目を説明する、いわゆる「前説のお姉さん」

気持ちがすっごくワクワクして、楽しくて。


もちろん最終的に子ども達ヘンゼルとグレーテルや、魔女の方に興味が向く。

でも、その瞬間は前説のお姉さんである私を何が始まるんだろうと見てくれる目がすっごく嬉しくて。

前説のお姉さんの後には、音響照明(と言ったらカッコイイけどただ、ラジカセから音楽流して、電源のスイッチをパチパチするだけ)をしながら、

演劇を真剣に見てくれてる子ども達をこっそり見てにんまりとしてました。



2回目に貰った役、それが「芋子」でした。

文化祭の、

学園ドタバタラブコメファンタジー、ミュージカル。

簡単なあらすじは

「中学生の男の子『山田』は、同じクラスのマドンナに片思い。そのマドンナに告白する勇気が出なくてウジウジしていたら、山田の目の前に二匹の妖精が。

その妖精達はまだ見習いで、山田の恋を叶えるとちゃんとした妖精になれる。

山田の恋を応援する妖精見習い達と山田のドタバタラブコメ。」


私は、マドンナの「芋子」でした。

最初は「花子」にしようかと思っていたら

たまたま新入生に花子がいると判明し悩んだ結果、芋子になるパワープレイ。

芋子は、優しいマドンナで、ちょびっと抜けた女の子。初めて貰った前説のお姉さんでは無い、役はずっと私の中でアラサーを迎えた今でも大きな存在になっています。

その演目は、演劇コンクールでも見せて、

部員の子の親御さんがわざわざ録画してくれた映像をDVDに焼いて渡してくれました。


緊張しすぎて髪の毛触りまくり、声も全然出てない、会話相手の方を見すぎでお客さんを意識していない、最悪最低のコンボ。

演劇を将来の夢にしていた自分の夢が打ち砕かれた瞬間でもありました。


今、こうやって舞台に立って活動されてる芸人たちや俳優さんたちを目の前で見て未だに緊張してしまうのは

自分がこういう風になってしまった物を

緊張すると言いながらも、お客さん達の前に立つときちんと緊張を見せないように

楽しく面白いものを格好よく提供してくれてる方達だから、尊敬しているというのもあるかもしれません。

(大半は人見知りが強いですけど……(笑))



文才のない人間なので、こんなくだらない話を終わりまで読んでいただけた方、

ありがとうございました。






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