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装丁

NHKで昔放送していた、ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズが大好きだった。
神経質そうなホームズが、本の中から飛び出してきたように思った。

新潮文庫で、ホームズを何度も読んだ。
引っ越しのたびに何となく処分しては、また買い直す。
だんだん、ヘッダー写真の、古い表紙の版が手に入りにくくなってきた。
当方にとって、シャーロック・ホームズシリーズはこの表紙でなくては駄目なのだ(じゃあ置いとけ)。

装丁が好きで手に取る本が、たまにある。
表紙の画家さんが気になって買った本もある。
何人もの手が入って、一冊の書籍のカタチが作られる。
凄い労力だなぁと思うのだ。

最近、noteで良い言葉に出会った。
「神ジャケに神曲あり、例外はない」
©けろけろきんぐ

これは、本にも言えるような気がする。


当方は、なんの労力もかけずに、毎日書きなぐりの駄文を読んでもらい、褒めていただいている。
日本有数の贅沢者である。
きっとお借りするヘッダー写真のおかげである。
ありがとうございます。

贅沢させていただいているお礼に、せめて紙の本には出来得る限り課金したい。
この文化が日本から無くならないように。

推しのCDもいいジャケなの!


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