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ヤニ吸うふたり

食べ物の話が続いた。
本も読もう。


「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」

お、このご時世に煙草の話かぁ。
気だるい表紙だったので、オトナな世界観を想像して手に取った。
なんかやさぐれた連中の世の中の愚痴っぽいヤツかなぁ……なんて。

いやぁ!裏切られたよね!
ラブストーリーかよ!
恥ずかしさに走り出したくなっちゃうよ!

そして接客とか、カスハラとか、
本音と外面(そとづら)とか、
ちょっと考えさせられた。

スーパーで働いた経験はないけれど、
接客業務をする全ての人類に捧げたい。
営業さんもかな。
みんな、もっと自分を癒やしていいんだよ!と叫びたくなる。

頑張ったら報われるとか、
努力は必ず実を結ぶなんてコトは
当方クソほど信じていない。
だから頑張れって言われるのもしんどいし、面と向かって言わないように気をつけている。

しかし、頑張ったコトへの
ちょびっとご褒美はあってもいいんじゃない?
なんかいいことあったら、
今日頑張った自分への、これがきっとご褒美なんだなと、自分で決めちゃうのもありかな、と。
仕事帰りにビールとチョコ買ってもいーじゃないの。


推しは、時々イラストを描く。
更に時々、煙草の絵も描く。
煙草吸いとしては、ちょっと嬉しい。

そしてね……
人類の紙巻たばこ派の最後の一人になるよ、俺は。
反「社会性」勢力ですよ。
どんなに隅っこに追いやられようとも、しぶとく生き残ってやる!
禁酒法時代みたいに地下に潜んででも……。
芋だけに。


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