見出し画像

ズボラさんにお会いしてきました!

(ピンポンパンポーーン!)
こちらは私がインタビュアー(もしくはラジオパーソナリティさん)になりきり、様々な人に会いにいく、という体で
私の中に棲んでいるいろんな要素を人に見立て根掘り葉掘り聞きまくろうというものです(*^^*)

でははじまりはじまりー★



インタビュアーみ。(以下:み。):
本日はお越しいただきありがとうございます!
よろしくお願いいたします。

ズボラさん(以下:ズ):
いえいえこちらこそよろしくお願いします!

み。:
さっそくですが、ズボラさんとして私の中に棲んでどれくらいですか?

ズ:
どれくらいなんでしょうね?明確には覚えてないんですよね。
でも、おそらく社会人4年目とか5年目あたりじゃないでしょうか?それまではずっと「社会人としてもっともっとしっかりしなくちゃ」って思って気張ってましたもんね笑
見ていてあわあわ具合とかスキをみせちゃいけないんだっていう気合の入り具合が見ていて面白かったですよ。

み。:
それは・・・・失礼しました・・・そういわれると恥ずかしいですね・・・。
ところで、ズボラさんが主張してくれるようになったキッカケって何かあったんですか?

ズ:
社会人4年目とか5年目ってちょうど学習塾で働き始めたときじゃないですか。
はじめて教育業界にチャレンジするってなったし、1つの教室あたり社員さんは1人、完全にワンオペ。
入社してすぐ位は引き継いだ教室がもうそれはそれは汚くて・・・・。絶望したことを覚えてないですか?掃除もやらなきゃ、あれもこれもってやること山積みだし、はじめてのことで心配だったでしょ。
早い話があなたの出来る範囲のキャパを超えたから自分が前面に出てきたような感じですよ。「このままじゃだめだ」って思って。

み。:
なんとなんと。助けてくれてありがとうございます。
今までズボラさんがズボラさんでよかったなって思った場面とか、得した場面はありますか?

ズ:
自分がズボラさんであることで疲れることは減ったんじゃないでしょうか。
ズボラな自分が前面に出るまでは変に力が入っていたし、気張ってたし、分厚く仮面かぶってたでしょ?そして、そんな自分にすごく疲れていた・・・。それって完全に悪循環だった、そんな感じです。
あとは、自分が気の進むものと進まないもののすみ分けもうまくいくようになったんじゃないかと思いますよ。だから全体的に見てストレスも格段に減らせました!

み。:
なるほど!完全に無自覚でした・・・。ズボラさんさまさまですね笑
逆に、ズボラさんがズボラさんで失敗してしまった場面や損してしまった場面はありますか?

ズ:
ないですかね。
短期的に見たら「あー失敗してしまった…」って思うこともたくさんあるけど、でもその失敗したってなったことを繰り返しさえしなければ長期的に見たら失敗にはならないでしょ?
だからないです!
あ、でも、気張ったり分厚く仮面を被って武装しているあなたを求めて寄ってきてくれていた人はズボラなあなたを知って離れていきましたよね。
それは申し訳ないことをしてしまったと感じたところです。

み。:
確かに、そのくらいの時期から一緒にいる人が変わったなって思いますね。
頑張っている集団からは一歩離れて、いい意味でのんびりしている人たちのところにいることが多くなった気がします笑
ところで、今までズボラさんはズボラさんを直そうとか辞めたいと考えたことはあるんでしょうか。

ズ:
いやいや、あるわけないですよね笑

み。:
た、確かに。。。聞いていてなんてことを聞いたんだろうって後で思いました・・・

ズ:
そういうところアホですよね。
そんなだからお姉ちゃんに「みーはしゃべると残念だよね」って言われるんじゃないですか?笑

み:
はい・・・まったくもってその通りです。すみませんでした・・・。
では、気を取り直して、
ほかの方のズボラさんを見たときにはどう感じますか?

ズ:
「いいぞ、もっとやれー!」って思います。
ズボラさんというとネガティブな印象を持つ人もいるかもしれないけど、
本人がズボラさんでいることでいろんなもの(目に見えないプレッシャーとか)から解放されたり楽になれるのならどんどんズボラさんを極めたらいいです。

み:
「もっとやれー!」って面白いことを考えますね・・・。さすがは自分の内面、、、おっと心の声が漏れました・・・。
実生活でズボラさんを有効活用できる場面はあるのでしょうか?

ズ:
人それぞれであることは間違いないですけど、
見切りとか区切りをつけるのがうまいのはズボラさんの特権のようなものじゃないでしょうか。
例えば、仕事で同時に何本か同時進行しないといけないものがあったとして、ある程度の見切りや区切りをつけてきっぱり帰れるとか?「今日はここまでやったから、ここからは明日以降にやろう!」とか。
おうちのことでも同じことが言えて、毎日掃除もお洗濯も、ご飯の準備も・・・ってなかなかに難しいじゃないですか。時間は有限だし、やりたいこともたくさんあるだろうし。
ズボラさんであるからこそ効率化とか取捨選択とかがうまくいったり、判断に迷いがなかったりするんじゃないかと思いますねー。

み。:
確かに!常に「ここに無駄はないかなー」って考えて調べものしてますもんね。。。
そんなズボラさんからみて、ズボラさんじゃない人を見ていてどんな風に感じますか?

ズ:
うーん、冷たい言い方に聞こえるでしょうけど、なんとも思わないですね。
ズボラさんでいる方がいいに決まっているのに・・・とも思わないし、
自分がズボラさんじゃなくなればいいのに・・・とも思わないし。
ズボラさんでいることの利点もあるし、欠点だってあるだろうし。
ズボラさんじゃない人がズボラさんじゃないことの利点もあるし、欠点だってあるだろうし。
だから適材適所でお互いにいいところを活かしあって、足りないところがあるなら補い合って世の中うまくいってるんじゃないでしょうか。

み。:
力説ありがとうございます!

ズ:
今のバカにしてます?本音でしゃべってるのに・・・
凹みましたよ

み。:
すみません、そんなつもりはなかったんです・・・
なのであともう少しだけお付き合いください!

ズ:
次はないので気をつけてくださいね笑

み。:
はい、すみませんでした、気を付けます・・・
では、最後の質問です。
これからズボラさんになりたい人に向けて一言ください。

ズ:
ズボラさんワールドへようこそ!
初めはズボラさんになり切れなくて、(いい意味で中途半端で)居心地悪いと思うけど、
そんな自分もどんどん許して、どんどんズボラライフ、いえ、ズボライフ(←)を満喫していってほしいです!!
といっても、自分だってズボライフ歴5年目くらいなのでまだまだひよっこです笑
一緒にズボライフを楽しみましょう★

み。:
最後までご回答ありがとうございました!
また呼んだら来てくれますか?

ズ:
回答疲れました・・・
なのでもうこないかもしれません!笑

み。:
なんと・・・・
そういわれるんじゃないかと薄々気づいてましたけどね…笑
本日のゲストはズボラさんでした!ありがとうございました!

ズ:
ありがとうございました!

み。:
ここまで見守ってくれたみなさま、
長い間お付き合いいただきありがとうございました!
また次回お会いしましょう。

ここまでのお相手は“み。”でした(^^♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?