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【サッカー日本代表】コスタリカ戦をどう戦うのか?

あいさつ

皆さん初めまして!いぶいぶと申します。

 まずはこの記事をご覧頂きありがとうございます。

サッカー経験なし、それでもサッカーへの愛は誰よりも強い」をテーマに日々、試合の分析やサッカーについて思うことを発信していきます!


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なお、今回分析に使用している画像は
https://www.tacticalista.com)こちらのサイトを利用しています。


今回のおすすめポイントは
「日本はどう戦うのか?」
の章です。 
ぜひ、目次からどうぞ!

また下記が今回のおすすめ記事となります。
ぜひ読んでみてください!


ドイツ戦を終えて

11月23日。この日の試合結果を誰が予想できたでしょうか。

2-1でドイツに勝利!日本代表の皆さん、本当に感動をありがとう!

そして歴史に残る、この1戦で最も称えるべき人は森保監督です。

それは、「結果を残したから」という安直な理由ではなく、戦術的変更を早い段階で踏み切ったことです。

具体的にどんな変更を行ったのかは、ドイツ戦の分析記事で紹介するので、ここでは割愛します。
(興味のある方は、フォローしてお待ちください。)

 サッカーをあまり知らない方でも、前半と後半では明らかに流れが変わったとわかるほどの変化がありました。


コスタリカVSスペインの試合 分析

7-0とコスタリカを圧倒したスペイン代表

「2-1でドイツに勝ったからコスタリカは余裕じゃない?」
と思うのは危険です。

この章では、コスタリカVSスペインの試合でなにが起きていたのか。

個人的に分析していきたいと思います。

こんな感じで日本代表を中心に書いていますので、下記のマガジンから読んでみてください。


4回のシステム変更

この章では、コスタリカを中心に分析を行います。

まずは両チームのキックオフ直後のシステムは以下の通り。

キックオフ直後のシステム

灰色コスタリカスペインです。
コスタリカは5バックの予想でしたが、ここでは4-4-2の採用でした。

この後のコスタリカのシステム変更を、下記にまとめます。

4-4-2 → 5-4-1 → 4-4-2 → 5-4-1

こんな流れでした。

これから分かるのは、「状況や時間帯によってのオプションがある」ということ。

次戦の日本VSコスタリカは、7-0で大敗したこともあり、コスタリカは固く守ってカウンターというコンセプトでくると予想します。

点差や時間帯でシステムを変更するコスタリカを侮ってはいけません


ビルドアップ

スペイン戦でのボール支配率は、コスタリカが18%にとどまっており、守備から攻撃に移った瞬間の分析をするのは物理的に難しかったです。

ですが少ないながらでも、概ねコスタリカの「ビルドアップ」の傾向がわかってきました。

・12番のキャンベル選手のポストプレー
↳とくに、トップから降りてくる形で受ける
・瞬間的に選手のパスワークでプレスを剥がす
・基本は前線へのロングボール

やはり中心は、キャンベル選手でしょう。
ポストプレーを得意とする彼に、日本はマークの対象を明確にすることがポイントになります。

ドイツ戦のように、5バックにして最終ラインの人数を増やすことも、
ロングボールの多いコスタリカ相手には重要かもしれません。


守備面

堅守のコスタリカを破った無敵艦隊のポゼッションサッカー。

しかし、忘れてはいけないのが「日本代表がスペインのようなポゼッションサッカーができるのか?」ということ。

スペインVSコスタリカの試合をみると、「コスタリカの守備は貧弱」という印象を受けるかもしれません。

 しかしコスタリカの、ゴール前での5-4-1はかなり強固であり、5バックの崩し方を熟知していなければ、崩すことは難しいです。

1人1人の能力でいえば、日本に軍配が上がります。
でも組織力はどうでしょうか。日本も組織力があるチームですが、戦術的連動をみせるコスタリカの布陣を破れるのか

次の章で勝利するための戦い方を具体的に、書いていきます。


日本代表はどう戦うのか?

いよいよ2戦目が迫り、決勝リーグに進出するか否かが決まる試合。
ここで勝つと大きく、決勝リーグが近づきます

 堅守コスタリカを打ち破る術をここで詳しく書いていきます。


システム

下記がコスタリカ戦の、理想のメンバーです。

コスタリカ戦 スターティングメンバー

ドイツ戦の疲労も考え、先発で起用した選手はベンチに置く布陣としました。
酒井選手、富安選手はケガのため出場は難しいとのこと)

3-4-3を起用した理由は下記の通り。

・制限をかけてくる1トップに対して、CBが持ち運びやすいから
・WBが高い位置をとることで、5エリアを埋めることができる
・守備時に3CBに対して3トップを当てられる

などが挙げられるでしょう。
また、ドイツ戦で機能したという面も大きいですね。


5バックの攻略

日本はスペイン代表のような、システマチックにボールを動かすことは難しいでしょう。

 そこで、日本には「日本の5バック攻略」を考える必要があります。

まず5バックの崩し方の手順を下記に示します。

①WBをつり出す
②その裏を走り抜ける動き

5バックの最も簡単な崩し方

これがもっともシンプルな方法。

仮にボールが②の動きで出せなくても、ピンクのエリアが空きます。

そこに2列目の選手や、トップの選手が入ってくることで、守備陣形を崩せます。

 日本代表には、この動きを積極的に実行して欲しいです。
そのため重要な要素が2つ。

①WBの選手がゴールに正対すること
↳CBに斜め後方からのパスを受ける
②複数の崩しのパターンを持つこと
↳SHが走り抜けた後の動き
(2列目の飛び出し、トップの流れ、WBがカットインなど)


①CBとWBの間に立つ
②ライン間で、MFの斜め後ろでボールを引き出す

トゥヘル監督のプラン

これは、トゥヘル監督がやっていた5バックの攻略法。
通常5バックは、後ろに枚数が多いので、前線からボールを引き出す選手に対して強くプレスにいけます。

しかし、2枚最終ラインにいることでCBは前進が難しく、これによりライン間でボール受けられるという仕組み。


①ライン間で受ける選手に楔のパス
②サイドでWBを引き付ける選手
③もう1人サイドで張る選手がフリーで受ける

スペイン代表のコンビネーション


これはスペイン代表に見られた動き。
しかし、これはサイドに人数が増えるため、かなり連動していないと使いこなすのは厳しい…


ハイプレスをやるべきか否か

ドイツ相手にも、前半20分までは機能した「ハイプレス」
コスタリカ戦では、このプレスをどうするのか。

個人的には、プレスには行かなくて良いと思っています。

理由は以下の通り。

・カウンターのリスク
・キャンベル選手の対策

この2点が挙げられます。

では日本は守備時どうするのか?
答えはこうです。

5-2-3のシステムでの守備

5-2-3の布陣にした理由は以下の通り。

・キャンベル選手が偽9番の時に捕まえられるように
・ロングボールの回収率を上げるため

コスタリカは球際が強いですが、日本も「デュエル」の局面に持ち込めれば、世界に通用するものがあります。

そこで、ロングボールが多めのコスタリカ相手には、前から奪いにいくのではなく、「蹴らせて回収」する守備を徹底。
(そのための、3CBに3トップのプレッシャー。)

また、後ろに人数もそろっているので、マークの対象も整理され「デュエル」の良さも発揮できます。


さいごに

いかがでしたか?
日本がドイツに勝利したのが、まだ夢のようです!

次戦、コスタリカに勝って「悲願のベスト8」へ!
今日の19時、全力で応援しましょう!


【PS】より詳しく記事の内容を知りたい方へ!
下記では、noteで取り扱った記事の内容について、ラジオで放送しています。
今後は少しずつ放送を増やしていきますので、ぜひチェックしてください。




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