【日記】‐2023/07/23

・日記、というよりは、今日これまでを体験して、今この場でどのような心持ちなのかを言葉によってここに記す。つまり独白、海辺のため息のようなものかと。ちなみに現在の時刻は午前1時。夜の海辺のため息を、月がうえからぢぃとみる。それだけ。一応思い出せる限りは今日の出来事を連ねてみようか。その行為がどんな意味をもつかは知らないが。

・確か9時30分ごろに起きた。起きて、11時から近所のインドカレー屋に行く約束を知人としていたことを思い出しながら、もう一度目をつむり、寝た。

・10時ごろにチャイムが鳴った。宅急便さんだった。確か宅配ボックスに入れてもらうよう頼んだんだけど、と思いながらドアを開けたら、やはりそうだった。宅配ボックスに入れときました用紙を渡された。丁寧だけど、なんなんだ、と思ったけれど、ちょうど目が覚めたのでまぁ良しとした。ありがとう宅急便さん。

・11時、知人とカレー(ナン)。

・いろいろあった (思い出せない訳ではなく、眠くなってつかれてきた)。夏の空の夕焼けの見事な色。ノスタルジィを刺激するヒグラシの鳴き声。夏は夕暮れに限る。

・そして今。不満はなく、それとなく今後は心配で、それでも歩くしかないという心持ち。夏の夜は、死んではなく、さりとて、生きてもいない。立ち止まってしまった人の目をしている。透明で奥の方は蠢いていて静かである。そこに何を映そうか。何も期待せず、言葉も伝えず、沈黙の態度でいればそれで生きていけるのだろうか。よく分からない。


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