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①愛情の受け取りかた ~クセツヨ夫カサ妻の息子~

発達障害夫に振り回されなくなる!8ステップ大公開

この動画、すごいおもしろかった。
言ってることについて、とてもうなずけて、これ系の夫婦の間に生まれた息子として感じたことや自分なりに乗り越えてきたこととか重ね合わせて考えることができた。

今後も一つひとつ取り上げて話してみたいから、思い出したときに、書いていこうと思う

息子として思うこと

クセツヨ夫とカサ妻の息子として思うこととして、夫婦間の関係性の影響も日頃からも受けているけど、自分の人生として社会人として生きていくときの20代とかに顕著に影響が現れてくるように思う。
自分の特性があることもあるので、両親のせいばかりにはもちろんできないけど、彼らの持つ空気感は言語以上の影響力がある

いまほど、youtubeがあるわけじゃないから、発達障害傾向の父を発達障害だなと認識するには時間がかかった。
なぜなら社会に出てからじゃないと自覚として困り事が出てこないからで(周りが困っていたことはそれなりにあったかもしれないけど)、それきっかけで自分のことや家庭環境をふりかえる。
それで何でだろうって深掘りしてみると家庭環境や会話のなさなどへの批判がありそれを含めて、両親が変だったんだなと思う。そして、父の具体的な行動を思いだし、やっぱり父はクセツヨ夫の傾向ど真ん中だなと思ったり、でも違うかもと思ったり、いやいや明らかにそうだろうと思ったりする。
そんな父に対して怒りを覚え、次に母に対しても空気感や息苦しさみたいなのを感じていたことを思いだし、怒りを覚える。でもあの父だから、ということ母は?と思い始めて「カサンドラ症候群」を知る。これもなかなか知られていなかったからよくわからなかったし、そんなわけないでしょって思いたかったりして、府に落ちるのに時間がかかる。でもそれが理由とわかると、母の態度はそうだったのか!と同情の気持ちが沸いてくる。しかしやがて、カサ妻の母に対しても他の家庭との価値観のちがいや無意識の縛り、空気感によって、息苦しさを感じていたことに再度違和感を感じたとえカサ妻であってももともとの母の特性があったよね!と思って、また新たに苛立ちを感じる。まっ、ほんとに色んな層があって一つひとつがしんどいというか理解を深めるために時間や心を費やした。

そんなこんなで思っていて、特にこの動画の8ステップのうち、7つめの「親子関係に向き合う」のなかに愛情を感じるということはとてもひっかかりがあり、考察してみた。

愛情を感じる

息子からカサ妻の母を見ていて、もう少し素直に愛情を受け取ったらと思うことがある。
父から渡されたものとかもちょっと素直に受け取れない感じがあるのもわかる。
日頃から父は言われたものは買ってこないし、言われていない(父にとってはあったらいいかなみたいなもので、もしかしたら家で役に立つかもという思いがあるが、母の目線や全体から見たら大きさや機能を考えたら要らないもの)ものを買ってくるから、母にそう思われても仕方ない。でも受け取ってあげたらと思わなくもない。
「愛情の受け取り拒否」をしていると動画の中でいっていて、まさにそうだなと感じてしまった。
父に対してももう少しこれまでの経験学べばとは強く思うけど、受け取り拒否してもいいけどそこに愛情があることは知るべきだし、「愛情のアンテナの感度」が低すぎるんじゃないと言いたい部分はある。
「男性から女性への愛情」は「親から子への愛情」に似ていると言われているとのくだりがあった。まるでイヤイヤ期の子どものように拒否をしていると。例えでもあり、動画の中でも「綺麗事かもしれないけど」と前置きはあったが、一理あるかもしれない。
確かに父が僕たちを溺愛しているという感じは感じにくく、一度試しに聞いてみたけど回答に困っていて、愛情がないわけではないんだろうけど、父の愛は母に向いていたのかもしれない。とはいえ、子どもっぽい表現だったりするから、愛情表現がつたなかったりわかりにくかったり独りよがりだったりするけど、表現は難しいが無償の愛のような気もする。

クセツヨ夫カサ妻の息子の分離感

というわけで、息子としても色んなことを感じて生きている。
自分の特性を棚にあげるつもりもないけど、それぞれの立場を理解しようとするし、複雑さを学び、なかなか言語化できない家族の空気感を感じ、最後には自分が父側なのか母側なのか引き裂かれる感じになる。それぞれの立場を理解するのに自分を噛み砕いているから、自己の確立が難しいまま成長していく。

とはいえ、毎日生きて生活していかないといけないのだから、無理はせず、生きていきたい。


この経験がいつか役に立てばと思うし、何かこういうことが新しい創造の力になればと思う。

誰か話を聞きたい人がいればお声かけください。

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。