見出し画像

こんな映画もいいなあ「こんにちは、母さん」

先日、吉永小百合と大泉洋主演、山田洋二監督の「こんにちは、母さん」を観てきました。

山田洋二監督の作品はあまり観たことはないけど、良かったなあ。

主人公の神崎昭夫(大泉洋)は大企業の人事部長を務めながら、妻とは別居中、娘(永野芽衣)は家出?、会社の友人(宮藤官九郎)とリストラにまつわるいざこざ、そして実家の母(吉永小百合)が協会の牧師(寺尾聰)に恋してトキめいているというドタバタなストーリー。
面白くて何度も笑ってあっという間の2時間でした。

(映画.comより)

真面目に仕事やボランティア活動をする母が恋愛するということで困惑する昭夫、そんな母の家に居座るちょっととんがった娘。この二人の間で悩んだり困ったりする大泉君(あえて君付け)の演技はとても良かった。さすがだなあと。
考えさせられる箇所もいろいろありまして、親子関係、高齢者恋愛、サラリーマンの辛さ、ホームレスなど。
シリアスなストーリーなら細かい設定に突っ込みを入れたいところもありますがこの映画なら全く問題ありません。
空気がすべて許してくれるように思いました。

(映画.comより)

ちなみに大泉洋くんは僕と同世代、吉永小百合は僕の母と同世代。何かを感じずには観ることはできません。
しかしながら、僕は大企業に勤めてもいませんし、あんな積極的な母ではありませんでしたし、父(演技では登場しない)もまったく違うタイプなのでオーバーラップするところは皆無です(笑)

でもね、やっぱり自分の母が息子を思う場面などはちょっと琴線に触れるわけですね・・・
深いことは考えませんでしたが純粋に楽しめて、こんな映画もいいなあと思ったのでした。

下記の大泉君のインタビュー、映画と実生活のことなど語られて良い記事です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?