役割

棚を解体した。大量のネジが床に散らばっていく。すべてネジを外したあと、ネジを拾っていく。

①右手でネジをつまむ、手のひらに保持するを繰り返す
→手のひらがいっぱいになってくると拾うたびにこぼれてしまう

②効率を上げるために両手を使って片手ずつで保持していく
→持てる量は増えたが、やっぱり手にいっぱいになってくると拾うたびにこぼれる。しかも両手使うのでより下手になる

工夫だけだと効率化にならない。そこで、

③左手でつまんで、右手に渡してためていく
→安定して拾っていくことができる

この一連の効率化を見たときに、役割の意味がちょっとわかった気がする。2人(2手?)が同じ動きをするよりも、バラバラの動きを強調させることが効率化の鍵である。

誰かと動くときに「協働」できることが大事なのだ。

・・・と、ここまでは当たり前。

④拾うときに手のひら全体をツボのように手のひらをまとめ、保持しやすくする
→早く正確に拾うことができた

協働するだけでなく、スキルを工夫して磨いてもそれと同等かそれ以上の効率化ができた。

結局は、どっちも大事なのである。

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