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世の中のニュースがツラいうつ病マンに告げる、今日を平和にすごす方法と理由

「戦争!コロナ!経済危機!テロに災害!虐待や殺人!こんなどーしようもない世界でうつにならない方がどうかしてる!!」

マザー・テレサは言いました、「世界を平和にするには、行って、家族を愛してあげなさい」と。


うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。

前回の記事はこちら💁‍♀️


気を抜いていたら、2月中に絶対治らない気がするレベルの風邪を2月後半に引きまして。ご心配おかけしました!お休みいただいて、勇気りんりんになって帰って参りました!

ひな祭りも過ぎたので、お約束どおり復活しまっす。

✒️業務連絡📓

いろいろ悩んだ挙句、定期更新をいったん解除して記事がUPでき次第の【不定期更新】にしたいと思います‼️

いや記事ごとの作成難易度の差が実はむちゃくちゃエグくて、1週間かかるものから3時間で終わるものまで様々でござって、うつヌケハック担当者ともあろう私が自分に無茶振りしたらお天道様に叱られる気がしたから、300年後の未来のために今このチョイスをいたす!

約束します!記事ができ次第、なる早でUPします!たとえそれが、翌日でも。

出し惜しみしない、絶対。いまを生きるあなたのために。

更新時刻は20時のままにする予定なので、これからもうつヌケハックを楽しみにしていただけると、とっても嬉しいです🙏


さてさて。

なんか気づいたら社内も社外も行きつけのヨガのクラスでもご近所さんも「ウクライナ…!」ってみんななってて、ニュースへの対処法の需要がありそうなので思い切って書きます。

私の周囲はみんないい人ばっかりでありがたいです。攻め回です!!もし怒られたら消す!


いや実は私、あんまりニュース見ないせいもあるんですが、

なんだろ、デジャヴがすごくて。

だって、こんな光景、どっかで見たぞ!


そうだ!!

2011年3.11の震災のときも、「東北…!!津波…!原発…!」ってみんななってた!

手が届かない遠くの悲劇を、みんなで悼んで悲しんでた。

んで、まわりの何人かうつ状態悪化してた。


みんな大好き!平和を祈り暴力を憎む心、バンザイ!

だからこそ今、あの日の被災者(※東日本大震災で茨城県は被災地でした)として、セルフケアの鬼・うつヌケハック担当者として、言っておきたいことがあります。


コロナや、今後来るであろう地震などの災害、戦争、子どもの虐待や殺人事件。

つまり、遠いところのニュースに絶望してうつになるって現象に、この際はっきりとうつヌケハックとしての方針をご提案しておきます。

うつ状態だと、どうしてニュースを気にするのか?

クールぶってるうつヌケハック担当者の日野ですが、ガチうつ時代には、いちいち世の中のニュースに反応していちいち意見を持っていました。

だって、意見を強く持つことで、世界がもっと生きやすく変わったらいいなと願っていたから。そう、学校とかでも教わったし。政治に意見を持たないことはあかんで、的なアレ。


最終的には

「絶望した!政府が意見を聞かなかったり、芸能人が不倫を反省しなくて絶望した!!」

と、糸色先生や太宰治やカフカに褒めてもらえるね!ってぐらいいろんなことに絶望しまくってました。


思うに。

うつ状態の時に世の中のニュースに過敏に反応する、主な理由の1つ。

それは、うつ病マンの奥に深く大きく根付く【欠乏感】です。

欠乏感とはつまり、「自分の身は必ずしも安全ではないし、いつかは危害を加えられて損なわれる可能性が高い」という危機感。


実際には安全なおふとんでぶっ続けで寝てたりするのに、AmazonもUber eatsもクロネコヤマトの宅急便も日時指定どおりに来ているのに、お日様が東からのぼって西から沈むのに、自分はいつか誰かが襲ってきて殺されても文句言えない、ぐらいに根っこで思っていませんか?

いつか絶対、人の役に立てない自分が吊し上げられて、罰せられる日が来る。

その恐怖感の裏付けを、ニュースを通してやっていた。そんな気がしています(※日野個人の傾向です!)


「いつかは殺される。○○で通り魔あったし、私はいつだっていじめやパワハラ受けまくってたし」

「どうせ人間の尊厳なんて尊重されない。過労死事件もたくさんあるし、自殺も虐殺もいっぱい起こってるし、大事に扱われることはあきらめたほうがいいんだ」


実際には安全で尊重されて過ごしているのに、「いつか、絶対に罰が下る日がくる」と思い込んでしまう。

この欠乏感はおそろしいもので、3食ごはんを食べてデザートに妹からもらったハーゲンダッツをアフォガードにして賞味していたとしても、「いつかはすべてのお金や支援がなくなって、飢え死にするかもしれない」と考えたりします。ひゃー。

仕事が滞りなく進んでいるのに「まだ充分にできていない」と、自分を追い込むのも欠乏感です。


いや、欠乏感や危機感は本来、いいものなんですよ。

でもそれが暴走すると、コントロール不可能なものをコントロールしようとして、自己効力感がゼロになりうつ状態が悪化することもある。

コントロールできないものをコントロールしようとすると、人間は病む

これからすごく薄情なことを言います!!

うつヌケ的には間違ったことを言っているつもりはないけど、もしかしたら人によってはつらいこと言うかもしれません。ごめん!心優しいあなたを愛してる!


手が届く場所を平和にする努力をしましょう。

自分がどうにもできないことについて、悩むのをやめていいんです。

手が及ばない場所の問題については、あなたが悩まなくても、実は自然と解決しちゃったりするものだからです。


実際問題、ニュースに流れてくるのは、解決する権利が他人にしかない問題ばかりです。

罪を犯した、罪をつぐなう、不倫した、仲直りする、赦す、許さない。戦争する、しない。

ニュースにUPされるものは、私たちがすでにやった自分自身のことじゃありません。他人の問題です。なんなら他国の決めるやつ。


他人のものは、他人のもの。

なので、私たちの管轄外なもんで、コントロール不能です。

コントロールできないものをコントロールしようとした瞬間、人間は病みます。

うつ状態が悪化をたどるメインルートが「親や上司や職場が人間扱いしてくれない」ってのをなんとかしようとして爆発してしまうっていうのもこの一環!

コントロールできないものをコントロールするのではなく、自分の対処を変えることしか、人はできないのです。


いや、私もね、コントロールできると思ってたんですよ。

自分が意見を持つことで、世間が変わると思ってたんですよ。


実際には、変えられるものと変えられないものがあった。

ぶっちゃけ3.11の震災のときは、屋根から落ちた瓦の片付けとか、寸断された道路の迂回ルートに自分ちの目の前の旧道が使われてやべえとか、今ある食材でどう食いつなぐとか、そういう身の回りのことは解決できたけど、東北沿岸の凄惨な津波被害は自分ではどうしようもなかった。

「遠く100km先の東北のことは助けられなかったけど、目の前の家族や犬たちのことは、自分で少し助けることができる。なら、そっちの優先度を高めにしよう」

そう考えることで、やっとあのときは救われました。


あれから11年経った2022年、今、世界平和のために私にできることとして、このうつヌケハックを書いています。

無益な戦いや死をなくすために、今、だれよりも自分を大事にする理由

戦争、犯罪、暴力を、災害を、私たちは残念なことに止めることはできません。

今も昔も、どんな悲劇も根っこでは、変えられないものを思い通りに変えようとすることで起こってきました。


うつ状態だと、自分のカラダや心さえ自由になりません。

そこに世界情勢まで「コントロールできないもの」を追加したら、ますます病むのは当たり前。


「世界を平和にするには、どうしたらいいですか?」という質問に、マザー・テレサはこう言った!

「行って、家族を愛してあげなさい」

うつヌケハックはこう言おう!

「戻って、自分自身を愛してあげなさい」


他人を変えることはできません。

まわりを変えることができないからこそ、自分の行動で小さな平和のテリトリーを広げていくしかないんです。

仏教でも、眼施とかあるやろ!相手へやさしく微笑んで見つめるだけで功徳になるっていう教えや!あと誠実に話に耳を傾けたり、おいしくご飯食べるだけで功徳って仏教の考え方かなり好き!!


私は戦争や暴力、人権侵害に反対です。

そしてそれ以上に、自分自身をないがしろにすることも反対です。


だって、私は知ってる。

他人を変えようとすると、いつか、変わってくれない他人を殺意をもって憎むようになってしまう。

平和と安寧を祈る人の心が、暴力への憎悪で満たされてはいけません。

心が暴力への憎悪で満たされた瞬間に、その祈りが次の暴力へのトリガーになりかねないからです。


あなたの心が優しいことを知っているからこそ、どうかあなた自身をあなたが大切にしてあげてください。

戦争反対を思いっきりnoteとかで叫んでもいい。署名運動やデモもええんちゃうか。毒親を憎み、許さないことを通して自分を守ってもいいでしょう。モラハラやパワハラに声をあげたり、ジェンダーバイアスに異議申し立てを続け、人権侵害に完全と否と言い張るのも、よいことでしょう。

でもそれ以上に、うつでただでさえ辛いのに、世界人類のために平和を祈れるあなたの心を愛でてほしい。


欠乏感を満たす方法。

それは、自分の変えられる範囲のことだけを変えようとすることと、

今手元にあるものに心から感謝することです。


世界の悲劇に対して無関心になることをすすめているわけでは、決してありません。

たとえば私はニュースチェックの時間を20分とか区切ってます。世界平和について悩むときもありますが、だいたい締めは平均的な日本人っぽく、神仏に祈って終わりです。

私が1時間真剣に悩むよりも、同じ時間使って文章書いたほうが世界が平和になる気がするんだもん!いやなんとなくだけど!

暴力を非難することばを並べ立てるよりも、得意のライティングでお客様がゴキゲンになれる文章を書いて稼いだ分を寄付とかしたほうがよくないか?!って思っちゃうの!!そこまで間違ってはないと思うの!


もちろん惨劇のニュースはつらい。

でも、私がつらくなっても人が救われないことを、私は知ってます。

他人の苦痛を引き受けなくても、人を幸せにできる。

そのことをうつヌケを通して骨の髄まで知っているから、「自分にできること」だけを真剣に考えてもいいんじゃないかな、って思います。


つらかったら、ニュースは見なくてもいいんです。他人の事件を、他人におまかせしてサクッと祈って薬飲んで飯食って寝ていましょう。

遠くの戦場の兵士の死と、うつ病で苦しんでの自殺や自傷行為。

どちらも同じくらい、重くて悲しくてやりきれなくて、できることなら避けたいから。


いつか来る。絶対来る。すべての人が自分も他人も尊重できる日が絶対来るから、今自分をまずはいたわってあげませんか?

次回、「究極のうつヌケ節約をシリーズで語る。月10万円生活時代の方法論を共有するからボディケア費を確保できますように!」の予定」。お楽しみに!

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