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ジレンマは終わらない

こんにちは、ナスです。

SEEDFREEDOMと同日にパラダイスリゲインド観てきました。

幼少期からデザインと主題歌にどハマりした仮面ライダーファイズ

映画を見る前に改めてファイズってなんなんだろうと考え直してみた。

正直ファイズは明確な敵がいないのが、特徴。

スマートブレインを根絶しない、オルフェノクを殲滅しないのだ。乾巧がどう生きていくかの話だと思っている。そこがいいのだ。
時には悩み、様々な人と関わりながら物語が動いていく。井上敏樹先生の濃密なドラマが面白い。

そしてデザイン。あのメカニックデザイン、まあ刺さりましたよ。父の使わなくなった携帯で変身ポーズ真似しましたよ。出てくるライダーどれも秀逸なデザインで大好きです。

また夏映画パラダイス・ロストもディストピア物としてライダー映画で最も好みです。
これは単体でもオススメ出来るライダー映画です。

そして今回、20周年記念映画。
非常にファイズらしかった。そりゃそうなんだけど。
今回の1番の変化、真理のオルフェノク化。
そして真理と肉体関係を結ぶ。
巧と真理は友達以上恋人未満っぽい雰囲気をテレビシリーズ通して感じていたから、ここで真理にオルフェノクになるという変化をつけて人間とオルフェノク▶︎オルフェノク同士という2人の距離を近づけさせるのはなるほどなぁと感心した。狼(巧)に対して猫(真理)をくっつけるのは結構好き。

また今回改めて感じたのは、草加と北崎の使い方。2人ともアンドロイドでの出演だが、この2人なんとテレビシリーズで死ぬ所を今作のキャラクターが誰も見てないのである。(草加は木場に殺されたが、その後真理が探しても見つからないで終わっている。北崎もアークオルフェノクに喰われるが、そこは拓磨君しか見ていない。)
なので、視聴者とキャラクターでは見方が違う。草加もいつの間にか戻ってきたと真理に言われている。再登場の違和感が無くスッキリした。オルフェノクを守るという、草加の尊厳を踏みにじる所でコイツ違うな…とは思ってました。

そしてストーリー。もうここはそんなに違和感なく見れました、いつものファイズだなと。ジレンマを抱える人々の群像劇。悩みながら答えを求め続けること、ファイズだと実感出来ました。

戦闘面は旧世代と新世代の6ライダー出てきて、もうありがたすぎる。やはりいいデザインだ。ネクストファイズは胸に鍋蓋付けてるとか思ってたけど、ファイズブラスターが意外と似合う。ごつくてファイズとの対比がある。ミューズはスマートブレイン感がよく出てる。そして北崎が変身してくれて本当に良かった。コレコレコレ!!変身者変わんないとな!!!ここで元取れたなと確信できた。
そしてラストの戦闘。ファイズギアを貰い変身。今回啓太郎の甥、条太郎はこの為にいたと思う。これこそファイズ。
『俺はやっぱり、こっちでいくぜ!』半田さんもすっごい嬉しそうなのが、巧を通して伝わる。おれもうれしい。
ファイズショットでネクストカイザのキックと張り合ったり、バジンさんも来てくれるし、ファイズエッジ引き抜いてからかかるJustiΦ's。もうこれが見たいんだろと言わんばかりの詰め込み、制作陣の癖ですよ。ありがとうございました。

当たり前だけど仮面ライダーファイズの映画見てるんだから、仮面ライダーファイズが動いてるのがいちばん感動するんだよ。

そしてネクストカイザとミューズを貫くクリムゾンスマッシュ。今まで1番強いクリスマでは。

そんなこんなで当時ファイズを見ていたオタクの感想でした。SEEDFREEDOMと同日に観たので、情緒ぐっちゃぐちゃで書くのが大分かかってしまいました。オタクの映画ブログになってるので、今度はポケモンの話でもするか。

ガンプラたのし〜

平日の昼間によったファミマで衝動買いしたライフリとイモジャ

ではまた!

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