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モード2開発基盤のガイドライン策定についてプレスリリースを出しました

株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ株式会社サーバーワークス、およびアイムデジタルラボでは、2021年1月20日に下記のプレスリリースを出しました。各社社長のコメントや連絡先を含む全文ついては、以下のPDFをご確認ください。

アイムデジタルラボは三越伊勢丹のDX推進を担っていますが、一方で、基幹システムのモダナイズにも関わっています。DXというとサービスデザインやフロントサービスの開発が目立ちますが、基幹システムのデータを活用することも重要になるためです。

三越伊勢丹システム・ソリューションズにはDX推進を目的として、フロントサービスから基幹システムへのアクセスを容易にするためにDX向けプラットフォーム(モード2開発基盤)を整備しています。アイムデジタルラボは、このDX向けプラットフォームの方針策定および技術支援を行っています。今回のプレスリリースは、プラットフォーム整備の一環としてサーバワークス様の協力を得ながら策定したAWS利用ガイドラインについての内容となります。本内容の詳細は、今後公開していきます。

三越伊勢丹システム・ソリューションズ、IM Digital Lab 、サーバーワークスの3社が、クラウドネイティブな開発手法である、モード2開発基盤のガイドラインを策定

株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:箕輪 康浩、以下:三越伊勢丹システム・ソリューションズ)、株式会社IM Digital Lab (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三部 智英、以下IMDL)、株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大石 良、以下:サーバーワークス)の3社は、ビジネスに貢献するITを実現するための「モード2開発基盤ガイドライン」を策定したことをお知らせいたします。

これまでのシステム環境は、安全性とコスト削減に主眼が置かれていました(モード1)。しかしながら昨今のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中で、これからのシステム環境の構築は仕様書どおりではなく、よりビジネスの成功に直結するために、開発や改善のスピード、利便性を重視する事が重要と言われています (モード2)。

さらに昨今、急激な環境の変化により日本全体の働き方に変化が訪れています。そのような背景で三越伊勢丹グループとしてDXへの対応は急務であり、これまでのモード1基盤に加えてモード2基盤を構築する手法の検討を進めてきました。今回IMDLが方針を策定し、サーバーワークスが助言とともに具体化を推進、三越伊勢丹システム・ソリューションズが既存の規則との整合性の確認と実際の構築と運用を行う事で、最先端技術を利用するためのガイドライン策定を三社協業の上で実現いたしました。

これにより三越伊勢丹グループの情報システム部門を担う三越伊勢丹システム・ソリューションズは、サーバーレスアーキテクチャ、コンテナ、CI/CDといったクラウドネイティブな最先端技術を使い、デプロイも自動化、以前より早いサイクルで開発が可能となります。IMDLは各スペシャリストがテクノロジーを駆使した買い物体験を素早く提供でき、サーバーワークスも9,000以上のAWSプロジェクトで蓄積された知見をガイドラインとしてコンテンツ化することにより、これからDX活用し、モード2へのシフトを検討される情報システム部門の方々のご支援を業界問わず強力に進めることが可能となります。

本取り組みを通じて構築されたモード2基盤は、デジタルサービスとして、三越伊勢丹リモートショッピングなど、複数のサービスとして、すでに実運用を開始しております。
3社は今後ともクラウドを活用したDXを推進し、より多くの実業務に活かしていくことでビジネスを加速していきます。



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