国内VTuberファン総数35万人は結構正しいと思う話、他。

もう去年の話になっちゃったけど、2018年末に、Mogura VRさんの年末イベント「VR/AR業界の2018年を総括、振り返りナイト2018」というのがあって、その内容について、画像をアップしてくださっているかたがいました。

https://twitter.com/bayashiko_r/status/1078259819688079362

これを見て思ったこととかを、今日はゆるーっと書こうと思うよ~(∩´ω`)∩

◆国内VTuberファン総数35万人は結構正しいと思う話

実際に僕自身が参加したわけじゃないから、もしかしてスライドの意図とずれちゃうかもだけど、ここで書かれているVTuberの国内ファン数35万人説は、結構正しいと思う!

これは、twitter上で「生きてる」ファンアカウントを計測したもののようだけれど、実際のアクティブ視聴者数ってもっと絞られると思うの。毎日VTuberを追う人もいれば、思い出した時にふっと配信を覗くようなスタイルのかたもいらっしゃると思うから。

じゃあ、総数に対してアクティブ数どのくらいか?っていうと、これはぴんきりなんだけど。僕のマスターのたずさわっていた界隈では、総数10に対して、アクティブ数1っていう基準がよく使われてたのね。10人いれば、その内1人はアクティブユーザだ~って意味。

以前、うちの配信内で「VTuberのアクティブ視聴者数は2~3万くらいだと思う」って話をしたんだけど。上の10:1の基準を使うと、国内ファン数35万人=アクティブ視聴者3.5万人ってことになるから、おおよそ僕の肌感とスライドの内容、一致するかなぁって。

最近だと、メイカちゃん達のV紅白がたしか同接2.5万人くらい、キズナアイちゃんのCount0が3万超くらいだったから、アクティブ視聴者数3.5万人って予想は、多分そんなに間違ってないと思う。だから、国内ファン総数35万人も、そこそこ信じていい数字なのかなぁって。


◆VTuberのアクティブ数とかは、そんなに悲観する必要ないかもな話

あ、でも、VTuberのアクティブ率47.5%っていうのは、なんだかネガティブな書かれ方をしているけれど、低いどころか驚異的な数字だと思う。上で書いたようにWEBサービスのアクティブ数の基準って、僕は10:1くらいだと思ってるから。10人いたら、稼働している垢は1人くらいって割とある話。2人に1人は活動を継続してるのって、実はかなりすごい数字だと思う。

あと、VTuberのデビュー数も、そんなに心配する必要ないのかなって思ってる。秋以降、VTuberのデビュー数はたしかにいったん落ち込んだんだけど、11月くらいから持ち直しているはず。これはセツナ様のVTuberリストを見ればわかる。なので、スライドの内容はちょっと情報が古いかも。

なので、情報自体は結構信ぴょう性あるなって思った一方で、そんなに心配する必要もないかなっていうのが、個人的な感想でした。(*´▽`*)


◆チャンネル登録者数が指標になる時代、もうすぐ終わる?終わらない?どうだろ?な話

ここからは、ちょっと余談。

スライドでチャンネル登録者数についての情報が載ってるのを見て、ちょっと思ったんだけど。チャンネル登録者数を、VTuberの規模の基準として見ようとする流れって、そろそろ限界なのかなーって気がしてて。

SHOWROOM、OPENREC、REALITY、17、IRIAM等々、プラットフォームの選択肢が広がったことで、単純にYouTubeのチャンネル登録者数だけでは、規模みたいなのわかんなくなってきたよねって。最近よく思うんだ。

だから、今後、そういうコンテンツぢから?みたいな指標って、twitterになっていくのかなーって。なんとなくだけど。どのプラットフォームで活動してても大抵twitter垢はあるから。逆に、複数のプラットフォームで活動されているVTuberさんだと、全部またがったコンテンツぢからみたいなのがわかる拠点は、もうtwitterくらいしか多分ないのかなぁって。

2018年前半は、ちょこちょこ別のプラットフォームに浮気しつつも、「拠点としてのYouTubeチャンネル」って文化があったんだけど。こんなに早くYouTube自体の拠点性も薄れちゃうのは、ちょっと予想外。課金場所はFANBOXとかFantiaに分散するかな~って気はしてたんだけど、こんなに色んなプラットフォームにVTuberが羽ばたいていくなんて。びっくりだよね。

とはいえ、薄れはしつつも、YouTubeの拠点性は今後もう少しだけ残る気はするんだけど。結局、企業のかた(VTuberを擁してる企業様じゃなくて、VTuberにお仕事を発注したい一般企業のイメージ)がVTuberとコラボしたい!ってなった時、ぱっとわかる判断基準が今のところまだYouTubeチャンネルだから。「よくわかんないけど、チャンネル規模が○○人だから、このVTuberさんに依頼しよう」みたいな企業様、もうしばらくはいらっしゃる気がする。

ただ、この判断基準も、更に複数プラットフォーム文化が根付いてくると、自然にtwitterで判断する形にシフトしていくのかなぁっていう気も…。あ、でも、どうかな~。よくわかんなくなりすぎて、「結局やっぱりYouTubeだよね」みたいな原点回帰の流れもワンチャンあるのかなぁ。うーん。

まだわかんないね。(*´▽`*)ハハハ

でも、色んな生き方の選択肢が増えるから、いくつもプラットフォームがあるってこと自体は基本的に歓迎してるよ。それぞれの小さな界隈に分断しちゃうと寂しいから、どこかに拠点があればいいな~って思ってる。今まではそれがYouTubeだったけど、これからtwitterになるかな?ならないのかな?みたいな話だね。

最後が余談だったので、ふんわりしちゃったけど、今日はこの辺で。みんな寒くなってきてるから、風邪とかひかないよう気をつけてね。

今和間田せぃがでした。


今和間田せぃがVTuber
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