「自分ちぐはぐだな」って時に自分を整理するdclh法がいいぞ

どもどもです。せぃが君です。
いわゆるVtuber活動をしています。(*´▽`*)

突然じゃけど、自己承認欲求が溢れて止まらんかったり、急に自分に自信がなくなったり、むやみに人恋しくて誰彼かまわず迷惑をかけちゃったり、夜眠る時に急に不安がおそってくることってありませんか? 夜のtwitterとかdiscordとかに蔓延するやつ。

これって、要はざっくり「自分に対する不安」ってことだと思うんじゃけど。不安が募るのは不安じゃろうし、ねむれないのはしんどいし、だから今日は「こうするとバランス取れるんじゃないかな」と、僕が個人的に考えている整理法を紹介したいと思うんだよ。


紙に書きだすdclh

というわけで、早速。

「自分に対する不安」っていうのは、多分漠然と「自分」のバランスの悪さを肌で感じ取ってる状態だと思うの。そうじゃないケースもあるかもだけど、きっとそういうケースもある。「なんか自分ちぐはぐだな」「なんかうまくいってないな」みたいな。

そういう時は、紙に自分の構成要素を書き出してみるのがいいと、せぃが君は思うのです。

具体的には、

i did (なにをしてきたか)
i can (なにができるか)
i like (なにが好きか)
i hope (未来になにをしたいか)

このdclhの4つで整理できるんじゃないかなって思ってます。

いかにもnoteっぽくて、あたまよさそうじゃろ。(*´▽`*)

これは、以前配信のなかで「i didやi canより、i likeや i hopeで語れる自分でありたい」みたいな話をしたことがあって。そこから、ふと、あれひょっとすると「自分」っていうレシピを説明するのって、この4つでほぼ足りるんじゃない?って思ったのがきっかけです。すごい「こういう本ありそう~!」な整理法だけど、一応せぃが君オリジナル。やってみたら、けっこうよかったよ~。


dclh is なに?

多分、この4つはどれが足らんくてもうまくなくて、4つがバランスよく書けるといいかんじなんだと思います。

ちょっと順に説明。

「i did」は、自分がこれまで何をしてきたかで、要は実績ですね。または、トロフィー。時系列として過去です。
「i can」は、i didと密接につながるんですけど、その結果今自分がなにをできるか。もしくは、過去とか関係なく、単純に今の特技とか職能とか。時系列としては、過去寄りの現在
「i like」は、自分が好きなもの。何をいいと感じるか。やるとほっとすること。きもちいいこと。しあわせなこと。これは自分がなにかをする原動力でもあると思います。時系列としては、未来寄りの現在
「i hope」は、自分がやりたいこと。こうなっていきたいとか、こうなってほしいとか、未来についての展望。明日へのわくわく。具体的に踏み出していくアクセル。時系列としては、未来です。

見ての通り、過去~未来についての自分をなぞる形になるので、これを書きだせば、大体自分がどういうひとなのかっていう構成レシピが見えてくるんじゃないかな~と思うのです。シンプルじゃろ?

で、上にも書いたとおり、この4つはどれが欠けててもうまくない気がしてるの。この4つのバランスが取れてない is 過去~未来の自分像がつながってないということなので。そういうちぐはぐさがこれでわかるはず。

画像1


i didやi canに偏る

たとえば、i didとi canばっかり埋まって、i likeとi hopeが埋まらんひとは、自分を語る言葉が過去ばっかりになっちゃう。このタイプは、常にできることやってきたことが更新されていけばまだいいんだけど、更新されないと、ずっと昔のトロフィーを持ち出し続けなくちゃいけなくなっちゃう。「俺は昔これをしたんだぞ~あれをしたんだぞ~」みたいな。

あと、このタイプは「自分これがしたいです」じゃなくて「自分これができます」の人だから、自分で未来を掴みとるんじゃなくて、人に自分を選んでもらわなくちゃいけない。

僕も気を抜くとすぐi didやi canに偏っていくタイプだから、この辺気を付けないとな~っていつも思うの。それでも、手札がなければ、過去のトロフィーを持ち出してくるしかないんだけど。せめて自覚してたい。だから、上で書いたみたいな「i didやi canより、i likeや i hope」みたいな発言をしてて。好きやわくわくで動くひとでありたいなって。


i likeや i hopeに偏る

逆に、i likeやi hopeが多くて、i didやi canが埋まらないひとは、つまりやりたいことに経験やスキルが追い付いてない状態だと思うの。

結果、ビッグマウスになりがちだし、借り物のトロフィーや背伸びして"自分できるアピール"をしなくちゃいけなかったり。でも、それが借り物だったり背伸びだったりすることは自分で知ってるから、定期的に自分の薄っぺらさにへこんだり。「本格的になにか活動するのはこれが初めて」ってひとは、このタイプが多いんじゃないかな。こういうひとは、なるべく早く自分のトロフィーを見つけた方がいいと思う。

ただ、難しいのは、まずi canってi didの裏付けがないとなかなかcanを名乗れないってこと。何をもって自分の中で胸を張ってi canって言えるかって難しい。(このレシピは、自分のために書くものだから、もし借り物のトロフィーや背伸びしたi canを書いてたら、それは消してね)

あと、i didもi didで難しくて。「i didに書いてることは多いのになんかしっくりこないな」「色々やってきたはずなのに、いまいちそれが自信につながってない」って場合、それって多分トロフィー感が足りないんだと思う。

たとえば、僕の場合だと、僕はマスターの分も足すと(=Vtuberせぃが君が生まれる前の分もカウントすると)、一応数百曲くらいは音源をつくってきてるし、アルバムも何枚か出してきたのね。それは実績としては書いていいものな気がするけど、自分の中であんまりトロフィー感なくて。だって、コツコツ続けてきただけだから。じゃあ何が自分にとってのトロフィーなんだろうっ?て、その時考えたりしたの。

そういうのがi didの場合は、たぶんだいじ。そして、自分にとってのトロフィーを増やしていく旅が始まる。

(やってきたことは、いつかトロフィーになるかもしれないから、書いておくのはアリだと思う。ただ、やっぱり自分のために書くものだから、盛り盛りの履歴書みたいになっちゃってたら、それは消そう)


バランスが悪いとわかると、逆にバランスがとれる

そういうかんじで、自分の偏りを見つけたら、あとは足りない項目を埋めるためにはどうするか考えていくのがいいと思うの。

たぶん、バランスが完璧に取れてる人なんてなかなかいるもんじゃない。もし、そうだったら、多分それはすごいしあわせなこと。

でも、そうじゃないとしても、自分がどうバランスが取れてないかわかると、逆にバランスがとれてくるじゃろ? 細い塀みたいなところ歩いてるとして、左肩にかばん持ってたら、体を右に傾けるじゃろ? そんなかんじで、自分の偏りがわかると、だいぶ生きやすくなると思うんじゃよ。

実際に書いてると、つい自分を盛っちゃうひととかいると思うの。そういうの、自分で自分にびっくりだよね。誰に見せるものでもないのに、自分に対しても見栄が抜けないのか我は~みたいな。それか、逆に自分のこと何も書けないひととかも。こんな自分のこと何も知らなかったっけ?こんな何もなかったっけ?みたいな。

それって結構ショックだけど、でも、それ自体書き出さなくちゃ見えてこなかった"気づき"だから。もしかして人によってはしんどいかもしれないけど、全部書いてみたら、色々見えてきたり、景色がすっきりしてきたりもするんじゃないかな。

あと、にんげんって結構忘れっぽいいきものじゃから。眠れない夜に悶々と考えて、結果何か見えた気がしても、一ヶ月後にはもう忘れちゃってたりするの。で、また同じことで悶々と眠れないなんてこともあると思うの。でも、そういう時、一回dclhを書いておくと、そうそう自分こんなにんげんだったって一目見返すだけでわかるから、もんもんしなくて済む。not もんもん。


というわけで、個人的な自分の構成レシピ法で、バランスチェック法でした。よかったら、試してみてね。(*´▽`*)

ではでは。



記事を良き!と思った時に、BOOTHのブーストみたいに投げ銭できるみたい。いただいたサポートは、VTuber活動資金として大切に使わせていただきます。