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9/7/2024のVenue101の感想

Number_iとBE:FIRST
2組のグループの実力

昨晩の放送は、想定通り神回。二つのグループがそれぞれの個性を全開でパフォーマンスし、番組を見ていて本当に楽しかった。そしてなによりめでたい🎉

わたしはBESTYで、ちょっと失礼だけど、ラップなので被せがないとは思いますが、Number_iは、ラップのスタイルを確立していたすごいアーティストで、かっこ良過ぎた。二言はありません。

個人的には、平野くんの重低音のラップはかっこよかったです。そしてそれが努力の賜物であることが、嘘偽りなく伝わってきた。
もちろん、岸くんも神宮寺くんもかっこいいのですが、わたしは、ソウタ激推しなので、重低音のラップへの反応がすごいのです。平野くんは、Pecoriさんのご指導で鍛え上げたそのスキルとザラザラした深い声は、滑舌もいいので、こもって聴こえない、のようなことがないし、更には楽曲で披露する音域より低く声が出せるということも説明してくれて👍

これほどまでに、二つのグループがしっかり見られる音楽番組はないし、
今回、正直、やっと、Number_iのラップの個性や実力を心からすごいと思えたし、ビーファーストを客観的に見ることもできた。

Number_i、ともかく、この3人の、前世がアイドルだったとは1ミリも感じさせない。こんなかっこいい声を作り上げ、ダンスは今まで以上にカッコよくてあっぱれです、です、です。生歌での実力を聴いて見た上での、わたしの感想です。

『News Week』に紹介されてましたが、「ローカリズムをグローバリズム」という視点にも腹落ちした。

表現の違いはあれど、BMSG、BE:FIRSTも同じことを言っているので、方向性は同じだし、正直、今、この時代だからこそ、この戦略しかないと思う。日本人が日本を打ち出して世界に打って出る様々なアーティスト達のおかげで、J-POP人気が高まりつつある最高のタイミングが巡ってきたのではないでしょうか?

あまり、番組トーク中、3人の抜きの映像はなかったけれど、濱家さんのご紹介で3人のラップへのこだわりについて語った上で、生歌披露だったので、エンタメ要素や余計なトーク無く、アーティストとして語るべきことを最小限に語っていたのも、好印象。

さて、BE:FIRSTはいつものノリ。「Menu101」というコンテンツで、ザスト時代の合宿所が出て、ご褒美的に出てきたビーフシチューが出てきた段階で、もうめっちゃわちゃわちゃ。
楽しそうで良かったとBESTYとしては思うんだけど、Number_iも、ここまで楽屋ノリかと思わんばかりのうるささに驚いたであろう、、私も驚いた。むしろ、Number_iとの共演でいつもよりテンション上がってる気さえした。レオの言う通り、「何者でもなかった時の自分たち」が合宿してた時に出された懐かしい味にメンバーも胸熱だっただろうから、いつも以上に騒がしくてすみません笑

子供のようにはしゃぎ、”美味しい”を大連発し、レオがいなければ、生放送も忘れて、誰も語らず、黙々と5人のメンバーはガツガツ食べてる映像だけしか残らないのではないかと思うほど。

ビーファーの仲の良さ、これだよなぁって。リュウヘイはまだ深夜枠に出られないのでパネ平だったけど、7人の自由さをデビューから変わらず出せてるメンバーは同じ道を辿ってきたアーティストやアイドルの方、これからその道に、渦巻かれていく人達を思うと、改めて、ビーファーは恵まれている。

SKY-HIのBMSGマインド、最近は、”良いことを徹底的に褒め合う環境みたいなものを大切にしてる”みたいな話も聞いて、伸び伸び育って今がある、今回の『Blissful』は今の彼らの等身大で、楽しい楽曲だけど、、しかし、クリアするべき課題は沢山あるなと快進撃が続くNumber_iの音楽への向き合い方を見て感じましたね。

きっとNumber_iの3人もビーファーから感じるものがあったり、デビュー3年の彼らから何かしらの刺激を受けるところもあっただろう。か?

平野くん、神宮寺くん、岸くんは、ジュニア時代からキンプリ卒業までの活動で、それこそバラエティからドラマから、映画だとか、音楽以外のあらゆる経験すらも糧に、、音楽をしかもヒップホップをやりたかったメンバーが今、その遠回りした時間を取り返すごとく、えげつなく、一つ残らず手にしてやろうという感じが伝わってきたし、そこに貫禄という一言でまとめたくない何か、ハングリー感がありましたね。

最初から好きなこと、好きなだけダンスや歌のスキルを伸ばせることができる環境で生まれてきたビーファーは、きっと、Number_iがここに辿り着くまでの葛藤はいかほどだったか、自分達のアーティスト活動が音楽中心であることが当たり前であることが必ずしも芸能界の中では簡単に叶わないこと、そういう中で、サバイブして挑戦をしているNumber_iを心からリスペクトですね。まあ、そもそも、ビーファーきってのやんちゃトリオはこの3人の方々を尊敬してます、絶対に。

ちょっとラップについて語りたい。

リズム感の凄さはリョウキやソウタもかなりの実力をつけている。リョウキは高音域で声が通るし、滑舌も、様々な雰囲気に変えてラップを自由自在に回すところがあるので、ある意味、リョウキってわかりやすくラッパーであり、表現力の豊かさが加わって、いろいろな色を放つ存在。

ソウタの激推しファンだけど、重低音の平野くん、正直、圧倒的に惹かれますね。そして岸くんも然り、名前も顔も伏せても岸くんだとわかる、それがもう、一つの世界観を身に纏っていてすごい。

平野くんのアーティストとしてのあり方、天然だけど、おそらくおっとりさんで優しい存在の彼の、圧倒的なダンス、ラップスキルにソウタは間違いなく刺激されたと思う。今回の番組で嫌というほど、実感したと思うな。追いつけ追い越せの気持ちで挑まないと置いていかれる。っていうか、まだまだ行けるしまだまだ上を目指して行くしかないよね。

ビーファーの魅力は、ビーファーにしか出せないし、、Number_iの魅力はNumber_iにしか出せない。どのグループも、他のグループと比較して良し悪しを決め比較する必要はない。

ただし、歌唱、ラップ、ダンスとアーティストであり続ける努力を、その実力は比べられて、然るべき。良きライバルや目指す存在がいることで、足りないものを足していくその健康的な競争はもっと激しく迅速に進めないと、しかも いくつもの個性的なグループが、アジアを席巻するようでないと、また、今までのJ-POPの、”点”で戦う、小さな優勝を独占して終わるというサイクルが回るだけ。

BE:FIRSTがアルバム『2:BE』の中1番目の楽曲、『Slogan』で語るリリックのごとく、「何万回のトライ」を背負って、日本をリードする存在になるには、数字も質もピカイチでないと、ただのビッグマウスになって恥をかくだけ。BESTYにそんな思いをさせないで欲しいし。みんながんばれ👍

ただひたすら、ビーファーは、貪欲に歌唱、ラップ、ダンス、存分に、これ以上は無理というリミッターを外して成長し続けてほしい。7人の個性が得意不得意を補いつつ、その不得意を減らす努力を怠らない。綺麗なヘプタゴン、、七角形を作って欲しい。

SKY-HIが望んでいる、本当の切磋琢磨するグループが増えることがJ-POPの繁栄のベースとなり、点ではなく、面で世界と戦えるJ-POPのアーティストが日本で沢山生まれ、一枚岩でアジアで存在感を放つ日がくるとワクワクするだろうな。とにもかくにも、どうやらその火が点き始めたように思う。
ボースティング楽曲で各々が語る自分達のあり方やスタイルは、唯一無二、無双でなければならないし、実現して、鐘を鳴らし続けなければ、アジアで名を知らしめることすら難しいだろう。

前記事で期待してた、2組の最新曲での相互ダンスチャレンジの動画はアップされてないけど、肩を組む神宮寺くんとソウタの様子はとてもいいですね。それだけでも嬉しいかな。

最後に、ジュノンのかわいいショットを。これがビーファーのBlissfulなのよ。
シチューが美味しすぎて、ジュノンが口からこぼすレアショット。

ザストは7人の運命を決めた、BE:FIRSTの生まれたホーム。

年末から来年2月まで続く4大ドームを終えた頃、彼らはどこまで、彼らの「ありたい姿」に辿り着いてるのかな。

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