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BE:FIRSTxUVERworldのINSPIRE TOKYO 2024で改めて考える、アーティスト同士のリスペクト、音楽愛、そしてファンダム

7月15日のBE:FIRST×UVERworldのツーマンライブ。7月13日から15日までJ-WAVE主催の「東京から世界へ」がテーマのライブ企画。
大トリを務めたBE:FIRST。てっきりUVERさんがBE:FIRSTをご招待してくださったものと思っていたのだが、その逆だった。
3日間の最終日最後のトリを3年弱のグループがパフォーマンスするとは、一体どういうこと???と嬉しさ半分、かなり恐縮。UVERさんのほうが大先輩なんだから、BE:FIRSTがトリとか取っていいの?と心配になった。このツーマンは、30万人が申し込んでたった1万人しか代々木体育館に入れないというすごい倍率。
私も当然だが申し込んだが、落選。。。。

でも今年ビバラでBE:FIRSTとUVERさんは同日だったし、UVERの大ファンであるSHUNTOは「Encore Again」でUVERさんとコラボしているので、ビバラでも、UVERさんのステージにお邪魔して一緒に歌っていた。わーご縁が続いて、なんか幸せだな、と思っていた。ビバラでUVERさんのステージを見たが、それはそれは、TAKUYA∞さんの歌から発せられる歌詞(Stageスクリーンに映し出される)がもう刺さりまくり、その頃、煮詰まっていた私を救ってくれた。

話が逸れるが、7月13日の「音楽の日」でSHUNTO、MANATOがダンス企画にそれぞれ出て、さらにSOTAに至っては、D.U.N.Kで名物のサイファーを、今回は地上波で、Fantasticsの世界さんと対決した(すでにD.U.N.Kで二人はやったけどね)。LDHパフォーマーで世界の世界さんとBE:FIRSTのダンスリーダーSOTAは世界4回取っててコレオも作っちゃうというもう日本のアーティストダンサーの頂上決戦と言っていい。とりあえず、SOTAはいつも通りぶちかましていた。あるポッパーのダンサーの方が、SOTAは、盛り上げ方、構成をしっかり考えて、質感も含め完璧だったと教えてくれた。
さらには、BE:FIRSTはグループ対決でも宇多田ヒカルの「One Last Kiss」で歌の世界観を本当に美しく表現し、RYUHEIがRYUHEIしてた。ハイクオリティな静と動のメリハリのあるダンス。誰がなんと言おうと
BE:FIRSTはぶっちぎりの大優勝だった。

その感動は、BESTY以外の方たちから沢山、XでBE:FIRSTのダンススキルが凄い、えぐいとツイートされて、さんざん盛り上がっていたダンストークからーの、ついに来たINSPIRE TOKYOで、BE:FIRSTの音楽性について気が付いていただく時がやってきた。

「音楽の日」ではダンスで話題をかっさらったが、本当はJUNONやMANATOのVOCALやRYOKIのラップもじっくり聴いてほしかったなと思っていたので、このライブはファンとしては最高な気分だった。(行ってないけどね)BE:FIRSTの最大の強み、ライブで生歌最高なんですよ。。
もう、今日になってもXでお互いのUVERさんのファンCREWさん、BE:FIRSTのBESTYが最高のライブだったとライブレポや感想が飛び交っている。

そして、Xでのお互いのファンダムのリスペクトや初めてBE:FIRSTを知った人たちからの惜しみない称賛のツイートを見て、なぜか涙が出て止まらなかった。いろいろ先週からたたかれていたBMSG、BESTY、BE:FIRST。ここぞとばかりYoutuberがこの話題を取り上げ、SKI-HIのBE:FIRSTの海外進出について、ATEEZのLAコンサートへゲストとして呼ばれていることについて、それはそれは想像を絶する殴り合いのツイートだったらしい。(私は読んでないです。英語でXにツイートするるGlobal ファンは、BE:FIRST大歓迎だったので、それをリツイしたり、おすすめのMVを教えたりしてた)

そんな中でのUVERさんとの共演。
私は、まず、BE:FIRSTのライブをロックファンの方たちにそのまんま見てもらって、彼らの生歌のすごさ、Staging、もちろんダンス、総合して、BE:FIRSTは何者かが伝わってうれしかった。

アマゾンプライムに入会されている方は、ぜひ「BE:FIRST LIVE in TOKYO DOME 2024 "Mainstream - Masterplan"をご覧になっていただきたい。全部は長すぎると思われる方は1時間30分あたりでバンドバージョンの「Scream」を見てほしい。
音源をはるかに超える生歌、そして激しいダンスを全力踊り、ピッチを外したり、息切れしたり、一切なく29曲を全開で披露する7人は、一言で言えば、言えないなー、いや感動ものなんですよ。生歌がレベチだし、ハンドマイクです。言うたらなんですが、あの激しいダンスを踊りながら、被せなしなんて、今どき、BE:FIRST以外、他にどこにいるのだろう。(いたらごめんなさい。でも29曲だし)
ファンに最高のものを届けたいと思う気持ちが、もうそのステージを見れば、否が応もなく伝わってくるんです。ファンは自然に楽曲を聞きながら縦ノリ、横ノリ、タオルを回す、、

ルッキズムより音楽への愛と音楽の表現者としてBE:FIRSTを理解してほしい。SOTAがコンサートで言った言葉通り、7人はとことん音楽バカなんですよね。

UVERさんをまだ3年足らずのBE:FIRSTがお声がけさせていただいた背景にはSHUNTOがもちろん、青春時代に悩みながら切ない毎日を過ごしていた時に常に寄り添ってくれたUVERworldの大ファンだったことや、TAKUYA∞さんがその後、SHUNTOの歌を聞いて、気に入ってくれたそうで、「ENCORE Again」のコラボに繋がった。ここだけでもうるっとしちゃう。UVERさんは2000年デビューでSHUNTO生まれてないもの。でも一番苦しい時、今も変わらず、UVERさんを愛してやまないSHUNTOがまさか楽曲でコラボするなんて、ほんと素敵なことです。

CREWのみなさんは、当然SHUNTO(SHUNTOもCREWだし)のことは知っていても、ロックファンにしてみたら、BE:FIRSTってどうなのよ?と思っていただろう。
しかし、ツーマンと決まってから、CREWの皆さんはBE:FIRSTの楽曲を、BESTYはUVERworldを事前に聞きこんでライブ会場に参加したようだ。

そして、TAKUYA∞さんが、トリをBE:FIRSTが務めるからって、UVER終わったら帰るなんてありえない俺たちのファンはみたいなこと言ってくれたらしい。当然、UVERのファンダムは熱い。ハートがTAKUYA∞さんの愛のあるメッセージで包まれているから。BE:FIRSTを最後まで見てくれて、ライブ後のXはもうとんでもないことになっていた。
私もXで早くライブの感想を知りたいなと思っていたら、もう、堰を切るがごとく、次から次へとポストされるツイート。CREWさんからBE:FIRSTへの称賛が、BESTYはUVERworldさんとCREWさんへの感謝とリスペクトを。なぜだか、うれしくて、胸がじんとした。

Boys Groupの中でも異質の存在感を一つ一つ壁を乗り越えていきながら、磨きに磨いてきたBE:FIRST。それらの積み重ねが「音楽の日」のダンスパフォーマンスであり、「INSPIRE TOKYO」のBE:FIRSTのステージだった。私も何度もBE:FIRSTのコンサートに行っているが、東京ドームでは天井席で、双眼鏡をもってしても、さすがに細かいところは全然見られなかったが、音楽を聴いているだけで、その素晴らしさは間違いないもの、変な混じりけのあるものじゃないことがわかる。

ともあれ、そんなBE:FIRSTとUVERworldさんのライブが、会場全体を一つにして、素晴らしいライブだったというレポートがツイートされるのを見て、またBE:FIRSTとSKY-HIは壁を超えたなと思えた。ジャンルレスがゆえに、音楽のつながりが広がっていく。

そして、何よりTAKUYA∞さんとSHUNTOの胸熱なシーン。(行ってないけどね)

TAKUYA∞さんが、「俺たちを嫌いな奴の数なんて知らねぇ。俺たちを好きな奴の数だけ数えていればいい」いや、もう泣くでしょ。俺たちを好きな奴の数だけ数えてればいい、って、もう本当に刺さりまくった。
さらに、BE:FIRSTの「Mainstream」を歌ってくれた。

SHUNTOは、「どこのどいつが俺たちの未来に絶望を感じたって 俺たち自身が俺たち自身の未来に絶望することはない それが俺たちの「在るべき形」、
UVERworldの大切な大切な曲をカバー。

音楽愛でつながる二つの全く違うジャンルのアーティスト。そこにあるのは尊敬。ファンへの愛。あるがままの自分たちの表現。どれもが真摯に観客に伝わったとき、それは史上最高のライブなんだと思う。

【ライブレポート】BE:FIRST×UVERworldが激アツコラボ!『J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024』最終日レポート到着 – THE FIRST TIMES



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