青春の私立探偵浜マイク

何を隠そう、大学時代は映画監督なんてものを目指してわたし。
今となっては、なんでそんなもんと思うけれど、何者かになろうと必死だったわけでありまして、別に何もなしていないし、だらだら時間を貪っていただけですけれど、当時の自分に言ってやりたい。がんばったなと。

そうがんばった。何の結果も出てないけれど、自分なりにもがいていて、それも今につながってるなって思うんですけど、そんな18歳だか22歳だかわからんけれど、見てたんです。ドラマ版の「私立探偵浜マイク」。Amazon Primeで4話まで見ちゃってるわけなんですけれど、本当に界隈で話題だったんですよ当時。

話数ごとに異なる映像監督が撮影して、たしか全編フィルム撮影。

主演：永瀬正敏。妹役に中島美嘉。松田美由紀に阿部サダヲに、むらじゅんに市川美和子、松岡俊介、酒井若菜に川村亜紀にキョンキョンがいて、井川遥だ窪塚洋介だ、菅野美穂だ香川照之だ泉谷しげるだ樋口可南子だUAだ岸辺一徳だ南果穂だ、石橋蓮司だなんだかんだ叫んだってやりたいことやるべきでって、オールスターすぎて、この企画にいくらかけたのって20年たって思うわけです。

なんというか、全員びっくりするほど若いし、そうそうこういう時代だった、こういう風景だった、こういう心模様だったって思い出して仕方がないのんです。

第四話の監督は行定勲。当時、まだGOとか撮ってないのかな、撮ってたのかな。岩井俊二さんの助監督を経ちゃったりなんかして、もう憧れ中の憧れでしたけれど、20年ぶりに見ました第四話よくできてたなぁ。ノスタルジーしかない。むらじゅんが藤井風くんに似てるってことと、いい役者さんだったんだってことを初めて知った。

みんな若い。ドアノブひとつとっても懐かしい。永瀬正敏かっこいいし、中島美嘉はかわいいし。今日は懐古主義に浸りたい。いい企画だなぁ、いい時代だったわぁ。

ぁぁぁ才能って何だ。文章を書く才能って皆無なんですけど私って言ってみたかったりして、ああそういえば車の中で〜〜〜〜クソ喰らえってボニーピンクが歌ってた。いいじゃん。ぐはは。