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〇〇でごめん

ここにきて急にすごい曲じゃねーかと気付いたんです。

はいはい可愛い可愛い踊ってる君可愛いよー(めちゃくちゃ棒読み)みたいな気持ちになってたんです、ずっと。

でも歌詞をじっくり読みながら聞くと、なんということでしょう。

枠から外れない、はみ出さない、「他人の目」を気にして生きるのが当然な時代に「可愛くてごめん」ってどんだけ自己肯定感高い歌詞なんだ。

そして本当にすごいなと感じるのは、この「可愛くてごめん」が「(生まれ持って)可愛くてごめん」ではなく「可愛(い私を作るのが上手)くてごめん」であること。
「ムカついちゃうよねざまあw」が非常に好き。

そもそもなぜ「可愛」くいたいかの部分が、「モテたい」のような他人の評価軸ではなく、自分が幸せであるかどうかということ。

自分が幸せであることを一番に考えて、それを守るためには多少あざとく生きていくくらいがちょうどいいのかもしれないな、とふと考えた曲でした。


あと、2023年で衝撃を受けた「世の中の価値観をひっくり返すんじゃないかと思う曲」がもうひとつあって。

多様性のない社会に対する「おかしくない?」をド直球にきちんと言いながら、「きっと多様性がある社会っていろいろおもしろいしみんなハッピーだよ~」というメッセージがめちゃくちゃポップで。

「サマー★げっちゅー」リリースのタイミングでモニダバにコメントを頂いたのですが…
その3分くらいの中でも、7人のキャラクターの強さとバラバラさに「きっと運営さんにもファンの皆さんにも、のびのびと個性を伸ばしてもらってるんだろうなー」と微笑ましく思っておりました。
最新アルバム楽しみだなぁ。


ということで、大人の皆さんはあれよ。
「最近の曲はわからん」とか言っちゃダメですね本当に(自戒を込めて)

…気付けばさ、あんな曲もこんな曲も…20年前だったりするんだよ…