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付加6 八ヶ岳の山の紹介 縞枯山(米川さんの絵本)

北八ヶ岳に縞枯山(しまがれやま)があります。標高2403m。
この山は他の山とは変わっていて、山の樹木が縞に枯れている現象で、遠くから眺めるとはっきり見ることができます。
この現象は北風の強い日本海側の山ではよく見られるそうですが、特に北八ヶ岳では鮮明に見る事ができます。
縞枯れの原因としては、冬の冷たいから風によるもの、高山体の針葉樹の世代交代によるもの、シラビソやダケカンバの植生の育林の環境による変化など幾つかの説はありますが解明はされていません。
50年、100年の周期で変化しているとも言われています。
日本国内ではちょっと変わった山です。

解説

「信州ウソくらぶ」新聞に掲載。「信州ウソくらぶ」は、長野県県職員OB有志による機関紙(月間)新聞です。
Saitouです。「北八ヶ岳だより」として寄稿していた文章より抜粋し修正加筆しています。米川さんの絵本八ヶ岳の解説に補足しました。
72にて米川さんは縞枯現象の絵も描いています。それだけ米川さんや私にとっても八ヶ岳を普段見ているなかで珍しいと思う不思議な現象の山です。


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