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FF7 REMAKE

最近、ちょこちょことFF7 REMAKEをプレーしている。

FF7の原作が発売されたのは、ぼくが中学校1年生の時分であり、もう20年程前のこととなる。だが、今回リリースされたREMAKEを、持っていなかったPS4と併せて購入してしまうくらい、それはぼくにとって名作だった。

ストーリーも素晴らしかったし、それをさらに、当時では最高峰だったんじゃないかってグラフィックによって高めてくれていたと思うし、世界観にもハマってしまったし、それこそぼくの青春の1ページって感じだった。

「解体真書」って攻略本を購入して大分やり込んだりもした。ひたすらマテリア育てたり、海底にある神羅飛空挺で敵キャラをひたすら「へんか」させたり、大分長期間に渡ってプレーしていたように思う。

これだけハマっていたので、今回REMAKE発売の報せを耳にするやいなや、胸はREMAKEでいっぱいだった。またあのストーリーが体験できるのか。しかも今の素晴らしいグラフィックで。またやり込みが出来たりするのかしら。とか何とか思っちゃって、もう買わずにはいられなかった。

4月10日金曜日。それはぼくの家に届いた。PS4のセッティングからやらねばならず、結構手間はかかったのだが、それもまた一興。ソフトデータのインストールにも30-40分かかった後、遂にそれを始めることが出来た。

グラフィックが美しい。とにかくグラフィックが美しい。PS4自体が初体験のぼくは、先ずオープニングのグラフィックにやられてしまった。そして、先に語った募る想いだ。もうゲームを始められたというだけで、何だか感動だった。

実際プレーしてみると、ストーリーの基本線は勿論変わらず、原作で覚えているシーンがより美しくなっていたり、所々エピソードが差し込まれていたりと、ぼくにとっては楽しむことには事欠かない内容になっている。ちなみに本作は原作からするとまだ序の口のところで終わる分作となっている。まだクリアしていないが、今から自作が待ち遠しい。

さて、そんな新要素も入った本作で、ぼくに強い印象を与えてくれたのが、なんでも屋クラウドである。主人公のクラウドは、そもそも傭兵としての仕事を請け負っている設定で本筋のストーリーに登場する。その流れを汲み、街の人からも、なんでも屋として仕事を受けることができるのだ。

とは言え、この主人公はそんなに素直な性格ではない。彼はなんでも屋に気が乗らないようなそぶりを見せるのだが、するとティファ(クラウドの幼馴染)が彼を諭す。「いただいた仕事をしっかりやると、その縁が繋がって、また仕事がもらえる」的なことを曰うのだ。

これがぼくにはガーンと響いた。これだ。これが大切なんだ。

今ぼくは個人事業主として生計を立てている。昨年2月に開業し、友人・知人の縁からお仕事を頂戴している。本年2月に大きな仕事が一つ終わり、自分のこれからの仕事の仕方、或いは生き方などを色々と考えていた。結果、先ず今いただいているお仕事を改めて大切にしようと思っていた矢先の出来事。まさかFF7 REMAKEから言われるとは…

ちょっと感激である。何か頑張ろうって思えた瞬間だった。勿論、なんでも屋クラウドとしてのお仕事に、先ず全力を尽くしたのは言うまでもない。本作も、どうやら思い出深い作品として記憶されることになりそうだ。

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